小学4年生ラピスちゃん、小学2年生チョコちゃん、小学1年生ミントちゃんの講習日。
『歌から浮かぶイメージを絵にしてみよう』が終わっていない人は続きを、終わった人は写生をします。
ミントちゃんは終わっているので、こちらの人形を描いてください。
ところでこのクラスは、3人が3人とも、自分が一番絵がうまいと思っています。
うん、いい傾向です。
「あたし、もっとむずかしい絵をかきたい。小学生じゃなくて、大学生がかくくらいの。だってあたし、かけるもん」と言うミントちゃん。
モチーフにも、難易度があるにはありますが、「どう描くか」が重要です。
たとえばいちご。
30秒で描けますが、30分かければ、こう描けます。
テキストはこちら。
だからどんなモチーフでも、じっくり見て、丁寧に描いてください。
そうすれば本物に近づきます。
写生のときは、ですよ。
本物そっくりの絵がいつもうまい、というわけではありません。
チョコちゃんの『パプリカ』ができました。
想像で描いたパプリカの花が素敵ですね。
では絵について発表してください。
「パプリカの花って、どんな花かなーと想像しているところです」
わかりやすく描けていますね。
ではチョコちゃんも写生をはじめてください。
ミントちゃんの絵を覗き込んで、
「そこはもっと丸いんじゃない? ミントちゃんのは、かくってなっているよ」と指摘するチョコちゃん。
「チョコちゃんの絵だって、ここへんだよ」とミントちゃんが言うと、
「まー、あたしはイラスト会社の社長だからねー」と胸を張るラピスちゃん。
「みんなもそのうち、もっとうまくなるでしょ」と余裕綽々。
それでも「ミントちゃんはねー、あたしよりもっとうまくなるかもね、私が小1のときより上手だから」
と花をもたせてあげるところは上級生らしい気配りですね。
ラピスちゃんの『パプリカ』ができました。
幻想的で素敵な絵です。
では絵について発表してください。
「えー、そんなのないよ、適当に浮かんだのをただ描いただけ」
ですよね、言葉ではなく、絵で表現したんですよね(笑)
ではラピスちゃんも写生をしてください。
長さを測っています。
まだ途中ですが、ミントちゃんの作品。
まだ途中ですが、チョコちゃんの作品。
まだ途中ですが、ラピスちゃんの作品。