お題の通りに絵を描こう その2(最年長チーム講習編) | アトリエぽーぽー

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絵や工作について、みなさまのご参考になれば幸いです。

小学4年生RくんとYちゃんの講習日。

今日の課題は『お題の通りに絵を描こう』です。

筒の中にたくさんの紙が入っています。

筒を振って、中から取り出すと、お題が書いてあります。

 

 

「青いもの」というお題を取り出し、「簡単、簡単」と言っていたRくんですが、
「よくよく考えてみたら、意外と難しい」
「だよね〜。まさか最年長のRくんが、海とか空を描くわけにはいかないもんねー」とプレッシャーをかける私(笑)

 

Rくん「青い食べ物って、意外とないね」
Yちゃん「そうだよ、青って食欲がなくなる色なんだよ」
私「青い車、青い服、青い靴、青で塗ればなんでも青になるよ」
Rくん「うーん、でもそういうのはなあ」
あくまでクオリティーにこだわるRくん。

Yちゃん「じゃあ、私が替わりに描く」


 と描いてくれたのが、これです。


 Rくん「ぞうって、青だっけ?」
Yちゃん「青っぽいよ」
Rくん「そうかなあ、青かなあ」
Yちゃん「いいの! ここはアトリエぽーぽーなんだから」

ど、どういう意味だ?!

Yちゃん「ゆるゆるのアトリエぽーぽーなんだから、なんでもいいんだよ」
私「うん、それは言えてる。青い象、幻想的でいいね。アトリエぽーぽーはリアリティより面白さを重視」
Yちゃん「おもしろければいいんだよね」

うん、背中がフランスパンの切り込みみたいになっているのも面白いね!


そうそう、こういうの大好き。
Rくんの作品「うなぎの寝床」
最年長チームの筒の中には、今回「ことわざ」も入れました。


川底から、にょろにょろと道があり、地下にうなぎの家があるんですね。
ベッドと…なぜかカレンダーがある、というシンプルな家です。

 

「うなぎの寝床」の意味も合っていますよね。

間口が狭くて、奥行が広い。

 

 


Yちゃんの作品「お父さんが小学生だった頃」

すばらしい〜。
実は私、Yちゃんのお父さまを存じ上げているのですが。
似ているんですよ、目のくりっとした感じとか。
ズボンがよく描けてる〜。

Rくんには「なんで男子がひよこの服なんだよ〜」とつっこまれていましたが(笑)