マットに絵を描いてみよう | アトリエぽーぽー

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『アトリエぽーぽー』は、創作を楽しむ絵画教室。
講師あけやまひかるは、お月謝袋やレターセットなど、クラフト製品の販売も行っています。
このブログは、生徒さんと保護者さまへ発信していますが、
絵や工作について、みなさまのご参考になれば幸いです。

まずは宿題にしていた、『切手から絵を連想しよう』のマットに描いた絵を、提出してもらいました。
マットは白いままでももちろん構いませんが、絵の表情がより豊かになります。

小学1年生Yちゃんの作品。
あれ? 前回描いてもらった絵が、もっと上手になってる~。
グラフィックペンを使って、お家で書き足してくれたんですね。
グラフィックペンは、小さいお子さまには筆力のコントロールが難しいのですが、でこぼこした線がかえって味になっています。
マットも、絵にぴったり合ったものができましたね。
女の子の横にある楕円形は、イースターエッグなんですって。
前回の講習で卵に絵を描いたのが、楽しい記憶として残ってくれたようで嬉しいです。

切手マット柚ちゃん


小学4年生Mちゃんの作品。
オレンジ2個とりんご2個に、ラインをあしらっただけですが、なーんか形がいいんですよね。
ラインを黄色で塗ったのも、絵に合っているし、全体が明るい光を放っているよう。
絵の背景と同じ水色で塗ったことにより、絵の奥行が広がりました。
そして塗り方がとっても丁寧。
Mちゃんは、オレンジの額を選んだのですが、水色とオレンジは反対色ですから、お互いが際立ち、より絵が鮮明に見えます。

切手マット桃ちゃん


小学5年生のSちゃんの作品。

獰猛な鷹と月にかかった黒雲が、静かで少し怖い夜のイメージを醸し出していましたが、マットに描かれたにんじんのせいで、ぐっとファンシーになりました。
草むらにある1本のにんじんを虎視眈々と狙う3羽のうさぎ、そのうさぎを狙う鷹、という図式だったのが、うさぎはにんじんをたっぷり食べて満足、鷹も寛大な心でうさぎを見守っているようです。
ガーリーなSちゃんらしくなりました。

切手マット凉花


小学5年生のKちゃんの作品。
クラゲを持ってきましたか、ユニークな作品になりました。
フラダンスを踊っているようで、可愛いです。
宇宙人のようにも見えますね。
緑、紫、黄色、赤と配色したセンスもいいです。

切手マット杏花


中学1年生のAちゃんの作品。
まさにマット絵の効力を最大限に発揮、さすがAちゃん。
絵がとてもシンプルで、そこが良かったのですが、そのシンプルさを失わせないまま、全体が明るく華やかになりました。
またマットを空にしたことで、マーケットが野外の市場のように変身。
切手の野菜がますます新鮮に見えます。

切手マット杏ちゃん



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