マットは白いままでももちろん構いませんが、絵の表情がより豊かになります。
小学1年生Yちゃんの作品。
あれ? 前回描いてもらった絵が、もっと上手になってる~。
グラフィックペンを使って、お家で書き足してくれたんですね。
グラフィックペンは、小さいお子さまには筆力のコントロールが難しいのですが、でこぼこした線がかえって味になっています。
マットも、絵にぴったり合ったものができましたね。
女の子の横にある楕円形は、イースターエッグなんですって。
前回の講習で卵に絵を描いたのが、楽しい記憶として残ってくれたようで嬉しいです。
オレンジ2個とりんご2個に、ラインをあしらっただけですが、なーんか形がいいんですよね。
ラインを黄色で塗ったのも、絵に合っているし、全体が明るい光を放っているよう。
絵の背景と同じ水色で塗ったことにより、絵の奥行が広がりました。
そして塗り方がとっても丁寧。
Mちゃんは、オレンジの額を選んだのですが、水色とオレンジは反対色ですから、お互いが際立ち、より絵が鮮明に見えます。
小学5年生のSちゃんの作品。
草むらにある1本のにんじんを虎視眈々と狙う3羽のうさぎ、そのうさぎを狙う鷹、という図式だったのが、うさぎはにんじんをたっぷり食べて満足、鷹も寛大な心でうさぎを見守っているようです。
ガーリーなSちゃんらしくなりました。
クラゲを持ってきましたか、ユニークな作品になりました。
フラダンスを踊っているようで、可愛いです。
宇宙人のようにも見えますね。
緑、紫、黄色、赤と配色したセンスもいいです。
まさにマット絵の効力を最大限に発揮、さすがAちゃん。
絵がとてもシンプルで、そこが良かったのですが、そのシンプルさを失わせないまま、全体が明るく華やかになりました。
またマットを空にしたことで、マーケットが野外の市場のように変身。
切手の野菜がますます新鮮に見えます。
マット絵のテキストはこちら。