キャベツがたべたいのです | アトリエぽーぽー

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『アトリエぽーぽー』は、創作を楽しむ絵画教室。
講師あけやまひかるは、お月謝袋やレターセットなど、クラフト製品の販売も行っています。
このブログは、生徒さんと保護者さまへ発信していますが、
絵や工作について、みなさまのご参考になれば幸いです。

キャベツがたべたいのです


言われてみればそう。


蝶々は、いもむしのときには、キャベツを食べるのに、成虫になると、花の蜜を吸うようになりますね。
おとなになると嗜好が変わるということは、よくあることで、そう考えれば不思議ではないのかもしれません。

が、ここに、昔の味が恋しくなった蝶々たちがいます。

キャベツはどこにあるんだろう。
きっと八百屋さんだよ。
そうして、八百屋さんへ行ってみます。

八百屋さんにはキャベツがたくさん売っていましたが、いざ食べようとすると、噛めないではないですか。

「どうなっているの? このストローみたいな口は!?」


八百屋さんは、蝶々たちの嘆きを聞き、キャベツジュースを作ってくれました。

しかし、キャベツ特有の、しゃきしゃきした歯ざわりが、これでは堪能できません。

「おじさん、ぼくたち、キャベツが食べたいんです!」

そこで八百屋のおじさんは特製ジュースを作りました。

どんな特製ジュースかって?

それは読んでのお楽しみ。