赤ちゃんは無条件にかわいい。
赤ちゃんって、よく変な顔をするんですよね。
がむしゃらに泣いたり、白目むいて寝たり、鼻水やよだれをたらしっぱなしだったり、ほっぺがふくらみすぎて目も鼻も埋没したり。
それでもとってもかわいい。
ましてや、にこっ、なんてしちゃったら。
赤ちゃんはふわふわで、あたたかくて、ぺたっとしてて、この世の何より可愛いと思う。
が、1歳になると、おむつをしたおしりをゆらゆらして、歩くその姿が、またかわいい!
2歳になると、つみきを積んだり、紙をちぎったり、無心な姿が、またかわいい!
3歳になると、ママ、ママ、とまとわりついてきて、ママ大好きのオーラが溢れ出て、またかわいい!
この頃まで、回りの人に、「今がいちばん可愛いときねえ」とにっこり言われます。
そうか、今が一番可愛いんだ。
来年はちょっと可愛くなくなるんだ。
いえいえ、そんなはずはありません。
幼稚園でも可愛かったし、小学生になってもまだ可愛い。
「ママ、シワができて、おばさんみたいだから、笑うのやめて」
と生意気なことを言われても、まだ可愛い。
誰にとっても、子どもは、いつなんどきでも、今が可愛い盛りです。