正直、ティンクを迎えていいか
とっても悩みました。
ジョンやマリィを迎えた時のような猪突猛進な私ではなかったからです。
ジョンに保護犬を迎えることの大切さを教わった私は
我が家に来ることで一頭でも多くの保護犬を救えるのなら・・・
ずっとそう思っていました。
そして保護犬のマリィを迎え 私の中には
「私が迎える子はみんな保護犬のなかにいるんだ」
と信じていました。
マリィが虹の橋を渡り、もちろんしばらくは考えることはできずにいました。
もし 次の子を迎えるなら
その子にマリィを求めてはいけない、
マリィの代わりではない、
と きちんと心の整理ができるまでは行動できませんでした。
ジョンとマリィを迎えたことで私が一番悔やまれるのは
ジョンとマリィの私の知らない空白の時間。
私の知らない空白の歳月。
でも、保護犬を迎えるのであればパピーはほとんど望めない。
だから望んではいけない、と自分に言い聞かせていました。
何度か保護犬さんとの縁が結べないかと申し込みをしてみたのですが
返ってくる返事は全てNOでした。
大きなお庭があること
いつでも旅行などに連れ出してくれること
先住犬が2頭いる家庭はお断り
さまざまな理由で断られました。
でもね、でもね そう思われる理由もわかるんです。
保護した子達をこれ以上ない幸せに導きたい・・・
そういう想いで活動されているのですものね。
マリィとともに過ごしたのが1年5ヶ月。
この1年5ヶ月にたくさんマリィに目を向けた分、
今はキャンとジョンに同じだけ目を向けてあげてね・・・・
もしかしたら マリィが私にそう言っているのかもしれない。
そう思った私はその年月が過ぎ去るまで
次の子を迎えることをやめようと思いました。