ミリペン003 | 絵画教室アトリエ・リベルタのブログ

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絵画教室の日々の様子をお伝えします。絵を描くことが好きな方、興味がある方と交流できると嬉しいです。

今回は自分に合う画材に辿り着けた生徒さんの

 

作品変遷をご紹介します。

 

 

7年前から教室でデッサンに取り組んでいたMさん。

 

まず初めは鉛筆デッサンを基礎形態から始められました。

 

 

 

 

こちらは3年目の鉛筆画です。

 

「毛のあるものが描きたい!」

 

「今までで一番よく描けた気がしますニコ

 

 

ほんと毛の流れまで細部をよく見て描かれていますビックリマーク

 

 

 

 

次は水彩で、小さな貝や鬼灯をモチーフに〜。

 

「6号サイズは自分には大き過ぎる気がする」

 

Mさんは小さなモチーフで、

 

どうにかして自分らしさを出そうとします。

 

 

 

 

いろんな本を参考にしている内に、5年目、

 

「ペンで輪郭を描くのをやってみると楽しい!」

 

 

さらに今度はペンだけの絵を描くことになりました。

 

 

 

 

 

これは2枚目の作品。

 

10センチ四方の初めての小さなペン画です。

 

いきなり下描きなしの点描になっています!!

 

 

細かい!!!

 

 

初めは教室にあるミリペンを貸し出して使ってもらいましたが、

 

自前のミリペンは次第に、本数、太さ、

 

ブラック、グレーなどの色数が増えていきました。

 

 

 

 

4号サイズでどんどん枚数を描いていきます。

 

 

「手首が腱鞘炎になったーあせる

 

 

2時間で一枚描き上げていた初めの頃と違い、

 

相当な密度が出ています。

 

教室の中でも話題になるMさんの絵〜音譜

 

 

 

 

 

こちらの鳥は、写真が趣味の方から提供されました。

 

下描きなしの訂正なしです!

 

「ペンはかすれも味になるし、細い線なので誤魔化せます」

 

凹凸のある紙の表面を走るペンは0.03ミリ。

 

 

花や果物も描かれましたが、Mさんにとって

 

一番動物が描きやすいモチーフのようです。

 

 

 

 

こちらは最新作。

 

同じ知人の方が福山市内で撮影した「木の実を頬張るリス」

 

柔らかい体を覆う体毛の短さ目

 

 

「流石にこれは下描きしましたニコ

 

 

 

この夏、新しい家族をこの世に迎えるMさん。

 

小さな幼い命をモデルにした作品、

 

みてみたいです!!ラブラブ