トウキョウサンショウウオの給餌の結果 | 爬虫類ブレイク

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私は基本遅番なので、帰宅は深夜になることが多い。

今の職場だけではなく、考えてみると10年近く夜のシフトなので、これが普通だ。

労働時間も長いし夜まで帰らない、考えようによっては、ほぼ無人の部屋にいる生き物たちは快適に過ごしているのかもしれない。

多くの両爬虫類のやつらは人とのコミュニケにストレスを感じるので、放置しておくことが長生きの秘訣と言えるだろう。

温度、湿度、衛生面、給餌に気を配って、後は放っておくことだ。

夜行性の生き物なら日光も必要もないので、本当に省エネで済むのである。

 

さて、迎えて約一ヵ月(この記事を書いている段階で)のトウキョウサンショウウオの水陰(ミカゲ)が、なかなか餌付かないという記事は何度か上げた。

20日目あたりで排泄を確認したので、何かしらを食べていたとは思うが、捕食シーンを確認していないので、いまいち確信を持てずにいた。

サンショウウオにも種類ごとに性格があるようで、クロサンショウウオやエゾサンショウウオと比べると、トウキョウサンショウウオの方が神経質で餌付きにくいのではないだろうか。

YouTubeの動画を見ていると、そうとしか思えなくなってきた。

まあ、一ヵ月ほどしか経っていないし、野生個体なので慣れるまで時間がかかるだけなのかもしれない。

 

半分諦めつつ、二日前にワラジムシを一匹ケージ内に放っておいた。

何故一匹かと言うと、複数入れると捕食されて数が減っていても分かりづらいし、観察しているとどうやらワラジムシがワラワラいると、サンショウウオの方が慌てているように見えたからである。

こいつは本当に臆病で根暗なのだ。

 

本当はシェルター反対派なのだが、食が細いので仕方ない。

ワラジムシの餌を兼ねているこの落ち葉はシェルター代わりにもなり、なかなか優れものだ。

この状態だと、ワラジムシはわざわざキッチンペーパーの裏側には隠れないし、落ち葉を食べるので長期間サンショウウオとの共存が可能だ。

因みに昨日確認した段階では、葉っぱの裏側にワラジムシがくっ付いていた。

本日はいかがだろうか。

葉っぱをどけてみよう。

何と、ワラジムシの姿はなかった。

いや、まだ油断はできない、しっかりと見回してみよう。

キッチンペーパーの裏側にもいないし、水入れの陰にもいない。

水陰の腹が若干膨れているように見えるので、どうやらワラジムシを食べたようだ。

二日前に入れたワラジムシがいなくなったので、ようやく確信が持てて安心した。

百均で購入した温度計は20度を指していた。

昼間はもう少し高かったと思うが、20度を少し超えるくらいが丁度良いのだろうか。

何はともあれ、これで捕食から排泄まで確認したので、一安心である。

 

この一ヵ月間、とても精神をすり減らした。

何と扱いにくく繊細な生き物であろう。

基本的に隠れていて捕食シーンも見られず、慣れる気配は全くない。

飼育していて面白いかと問われると、決して面白くないと断言できる。

植物を育てている感覚に似ていると思ってくれればよい。

あまり大きくないので上陸してから大して時間も経っていない幼児なのかもな。

育てていくうちに、大きくなったり意外な一面が見られたり、もしかしたら慣れることもあったりするのだろうか。

こんな繊細な生き物が、いつまで育つか分からないが、やれることはやろうと思う。

 

言い忘れたが、こいつがワラジムシを食べたと確信したその瞬間、導入したヨーロッパイエコオロギSSサイズは必要なくなったと言うことだ。