今日もいいお天気でした。
ちょっくら
でおでかけしてきましたが、それはまた後日にゆっくりアップします。とにもかくにもまだ長野編がたっぷり溜まっていて・・・
早く書かないと、ホントに夏ネタが秋になってしまうので～
今回の長野行きで、一番の遠出をしました話を数回に分けてアップしていきます。
多少重い話にはなりますが、日本人として忘れてはいけないこと、そしてご存知無い方も多いと思いますので、是非この機会に知ってください。
ブログの読者のお仲間に入れていただいてます、バレンタインデーさんにこちらを教えていただきました。
彼女の記事で拝見したのをきっかけに、行ってみたいと思った訳です。
バレンタインデーさんの記事はこちらから→☆
蓼科からはちょっと遠いので、長野自動車道、上信越道を通り、松代へ行きました。
ココ松代は、この家紋でお馴染みの真田氏の本拠地。
後ほど真田邸にも参りますが、まずは目指すところへ
象山記念館に
を駐車して、後は徒歩で
素敵なお屋敷です。
すんごく暑かったんですけど、この風景がとても癒されます
水路には鯉も泳いでました
←あんまり分かりませんか
さっ
いよいよ目的地今回のメインイベントである、象山地下壕へ
象山地下壕とは、第二次世界大戦末期に、東京の首都機能をココ松代へ持ってこようとして、突貫工事で地下壕を主に朝鮮の方に掘らせたものです。
松代大本営といいまして、この象山以外にも二つ地下壕があります。
三つあわせて松代大本営です。
結局ほとんど完成したところで、終戦を迎えます。
実際には使われなかったようですが、かなりの方が犠牲になって工事が行われました。
万が一のためのヘルメット着用です。
物々しいです。
ココが入り口。
いよいよ地下壕です。
無茶苦茶おどろおどろしい雰囲気満載です。
当たり前だけど、怖いですよ。
真っ暗な洞窟といった感じです。
天井にライトが付けてあるので、なんとか見えますが。
上の写真の説明がこの写真です。
トロッコの枕木の跡があるのですが、上の写真では見えにくいですね。
この地下壕の中の温度はとても低くて、16度くらいかな・・・。
外は35度超えしていたはずなので、いかに寒いかがお分かりになるかと。
朝から晩まで粗末な食事で重労働で作られた地下壕。
大勢朝鮮の労働者が亡くなってます。
実際この地下壕の隣の資料館で掘る道具を持たせてもらったんですが、無茶苦茶重い
しかも爆弾を仕掛けて、穴を掘り続ける訳ですから、ちょっとのタイミングで死に通じます。
ホントになんでこんな事を・・・。
若い陸軍の方の思いつきでココに移すって決定したそうですが、ココを一生懸命掘ってる時に、沖縄では上陸されてドンドン人が亡くなっているわけですよ
ズルズル負けを認めなかったが故に、沖縄で、そしてココ松代で、そして日本全国で、太平洋上の島々で、最後には広島、長崎へと、最悪のシナリオを描いてしまう訳です。
沖縄も、広島長崎も、事が事でしたので、有名ですが、ココ松代大本営はご存知無い方が多いかと思います。
ココも負の遺産です。
とてつもなく悲しい歴史が刻まれてます・・・。
負の遺産巡りなんて、失礼な発言かもしれないけど、オランジュレ家ではなるべく戦争の爪痕を三馬鹿に教えたく、敢えて本当は行きたくないところへ足を運んでいます。
ココも入る時にかなり躊躇しましたが、やはり当時の方の思いを少しでも感じれたらと、覚悟して足を踏み入れました。←何を甘い事をって、しかられちゃいますね、当時の方に
この手のことは、自ら進んで学ばないと、この国の教育では教えてくれません。
だからこそ、この不穏な空気流れる今だからこそ、知っていただきたい事実です。
必ず犠牲になるのは、普通に生きている善良な国民なんです
次に犠牲になるのは、私たちですよ、このまま進んで行くと。
その事実を知って欲しい。
まだまだおどろおどろしいところ続きます。
今でもあんまり気分がよくないですが、頑張って書きますね。
教えてくださったバレンタインさんに感謝します
詳細はこちらのウィキご覧ください→松代大本営