Copilot+PCという新しいカテゴリーのパソコンが、6月18日から発売されます。
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この新しいCopilot+PCのパソコンの中で、RAMが32GB搭載されたパソコンがあります。
このASUSのSnapdragon X Elite搭載の新型「ASUS Vivobook S 15」(S5507QA-HA321W)は、本体メモリRAMが32GBありますので、生成AIをローカル環境で使うときも助かると推測されます。
Snapdragon X Eliteは、最大45STOPSのQualcomm Hexagon NPUが内蔵されていますので、Copilot+PCで使えるAI機能も使えます。
またGPUコアは、Qualcomm Adrenoをで、32GBのRAMと共用VRAMとなっています。
この共用VRAMなので、本体のRAMが32Bあることは、とても重要になってきます。
本体メモリが16GBと少ない機種は、VRAMで使われたときに、パフォーマンスが落ちないか気になっています。
そのためVRAMが本体メモリと共用になっている場合は、できるだけRAMの容量が多いパソコンを選ばれると良いと思います。
Stable Diffusionなどの画像生成AIではなく、Phi-3などのSLM小規模言語モデルなどローカルで使えるLLM大規模言語モデルを使うときに、助かると思います。
ローカルでLLMやSLMを使う際に役立つソフトのLM StudioがNPUに対応しているか不明ですが、CPUのみでLM Studioを使う際も、Snapdragon X Eliteであれば期待できるのではと思っています。
NPUに対応したソフトウェアが必要なので、Adobeの製品がNPU対応になってくると、NPU搭載パソコンも購入の選択肢に入ってくると思います。
GIMPは、NPUが使える拡張機能アドオンがあるようです。
現在、Copilot+PCで利用可能な機能を使用するには、NPUの性能が40TOPS以上のNPUを搭載したコンピュータを購入する必要があります。したがって、これらの機能はCopilot+PCでの使用に特化していると考えられます。
下記の記事を読むとSnapdragon X Eliteは、Core Ultra 7 155Hと同等の性能があるようです。
私も、ASUSのSnapdragon X Elite搭載の新型「ASUS Vivobook S 15」(S5507QA-HA321W)で、LMStudioを使ってみたいです。