ヤフーレビューの採点が4を超えている!ので
わくわく しながら観に行った。
しかも、まず払ったことのない1800 円をはり込んで!
ロバート・ダウニーJr. 演じる主人公のハンクは、
お金と勝つためには汚いことも平気でやる辣腕弁護士。
金持ちしか自分を雇えないと豪語している。
裁判中に母の死の知らせを受けて
18年ぶり(だったか)に故郷のインディアナに帰る。
地元で42年間判事として法廷で正義を貫いてきた
父親ジョセフ(ロバート・デュパル)は世間の信頼も厚い人物だが
息子ハンクとは絶縁状態だった。
妻の急死で悲しみに打ちひしがれ飲酒して運転し
記憶のないままひき逃げ殺人の容疑者となる。
この役は最初ジャック・ニコルソンにオファーしたら断られたらしいけど
まあ、どっちでもいい感じだった。
法廷ドラマなのかと思っていたら、家族の再生ストーリーで
事故なのか殺人事件なのか、真相は…とかは特に気にならない。
睡魔にガンガン襲われたので、だいぶセリフを見(聞き)逃したと思う。
はっきり言って期待したほどではなかった
が、人物設定から細かいエピソードがすべておもしろいので退屈せず見られた。
※鑑賞予定の人は観てから↓↓読んでください!
ハンクは離婚調停中で娘の親権争いをしている。
野球選手としての未来を約束されていたという自動車用品店経営の兄、カメラを片時も離さない頭の弱い弟。
18年ぶりに再会した元ガールフレンドを演じているのはヴェラ・ファーミガ。
怖い映画のイメージしかない女優だったけど、ここではキレイ過ぎて驚く。
彼女には娘がいて17歳で父親はいないと言う。
ハンクに酒場で色目を使ってきたのがその娘だった!
演じるのは実年齢かなりオーバーのレイトン・ミースター。
ドラマ『ゴシップガール』のブレアだエンドロールで見るまで気づかなかった。
娘の父親がいったい誰なのか!? が、父の公判中にもハンクの頭の中を占める。
法廷で対峙する検事を
ビリー・ボブ・ソーントンが熱演しているけど
いつになくこぎれいで、らしくない風貌。
ジョセフがひき逃げしたとされる被害者は、
過去にジョセフが甘い判決で30日の拘禁後、さらに残虐な事件を起こしてしまった男で、刑を終えて出所したばかりだった。
事件の真相を追ううち、父の病を知り、過去の息子への想いに気づくことになる。
終始半目し合う父と息子だったが
最後の最後に父はハンクを認める最上級の賛辞を贈る。
アイアンマンやシャーロックで超人アクションばかりのロバート・ダウニーJr. が
普通の人間を演じてるのが新鮮でいい。
いつもオススメしてるけど、ダウニーJr. の天才ぶりを見るなら
若かりしころの 『チャーリー』 や 『レスザンゼロ』 をぜひとも!
おまけで…ロバート・ダウニー父がこれ!
『L.A.大捜査線 / 狼たちの街(’85)』
ウィリアム・フリードキン監督作品。
『CSI 科学捜査班』のグリッソムが主演した刑事もの。
この頃は↓痩せてます!