抽象の美しさ | 大阪 アトリエひよこ豆  タロットクロス作家 数秘術師 アクセスバーズ 

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アトリエひよこ豆

数秘でつくる あなたのクロス
タロットクロス作家
357式現代数秘術を使い、あなたのお好みを探し当てます。

アトリエひよこ豆です。


イレギュラーのオーダーで

ショルダーバッグです。



 
先日LIBERTYイルマのクロスをお作りさせていただきましたクリスタルラインおとはな様から

「A4も入って、ショルダーにも肩掛けにも出来る、しっかりしたバッグを作っていただけませんか」とご相談がありました。

形のベースはフタ付きポーチでしたので
ポーチの延長かな〜と取り掛かってみたものの
バッグ作りを甘く見ていたのか
硬すぎてミシンが通らず、革小物のような手縫い箇所もあり、、という苦戦をしてしまいました💦

マチが大きめ(8cm)なので、内フタを付けました。ペンホルダー付きです。



中身の飛び出しが気になるときは中に入れて


気にならなければそのまま外フタと一緒に閉じられるようにしました。


内ポケットはカードを入れる用と
反対側にファスナーポケット




ファスナーポケットの内布はシルク生地を使い
手を入れた時に気持ちいい感じにしました。



クリスタルラインおとはな様のアートを見て

ふと思い出したのが
子どもの頃に絵画教室として通っていた日展の画家さんのアトリエ

蔦のからまる吹き抜けの洋館でした。
先生はいつも着物をお召しの気品ある女性でした。

私の絵が仕上がって先生に見てもらうと

「仕上げをしましょうか。はいっ」

先生は私のパレットから
絵の具をちょんちょんと筆に取ると

ピシャっと絵の上に飛ばしたのです。
(こーんな感じで。
当時は水彩画をしていました)

一瞬「なんてことを。せっかく描いたのに」ショックを受けました。

次の瞬間
理屈ではない小学生当時の私の感性はすぐに反応しました。

「すごい!!もっと良くなった!!」

それから何度も
紙の上に自分で絵の具を飛ばしましたが
先生のしてくださったようにはなりませんでした。

もちろん白い紙の上にです。
描いた絵の上にはとても出来ません。

「あの時の感覚はなんだったんだろう」
今も不思議に思います。

やり直しのきかない水彩画
しかも生徒さんが一生懸命描いた絵の上に

色を
絵の具を
知り尽くしていなければ出来ないこと


クリスタルラインおとはな様の絵の
たおやかな透明感の中の迫ってくる存在感

絵の具の一瞬を捉える集中力はどれほどだろうと感じました。


付けるチャームは
ドラゴンかフェアリーか迷いましたが


先生のアトリエの雨上がり
蔦の葉に光る雨のしずくに
ふわり舞い降りた妖精のイメージが浮かんだので
シトリンとフェアリーでお作りしました。




 

アトリエひよこ豆

 atelier_hiyokomame@yahoo.co.jp