石榑峠→竜ヶ岳 初心者登山日記 | アトリエ・ハルのブログ

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登山から4日が経ちました…

 

翌日からの全身筋肉痛、歩き方も変で階段の上り下りが大変でしたが、

今日はなんとか、手すりを使わず降りれるほどまで回復しました!

 

と言うのも、

子供の頃、登山が趣味の父に連れられて何度か御在所を登りましたが、

?十年ぶりの登山初心者、ましてや普段運動しない私が登るには、

この石榑峠から竜ヶ岳までのコースは少々難易度が…(汗)

 

私を知っている人、今回なぜまた急に登山?と思うかも知れませんね。

 

実は、8年程前から宇賀渓登山道のマップ制作のお手伝いをさせていただいてるのですが、

私、その間一度も登ったことがなかったのです(お恥ずかしい…)

 

で、いつか登ろうと思いながらかれこれ数年、

やっと重い腰が上がりました!

 

ちょうど「登山するなら誘って」と言ってくださった方がいたこともあり

今回の計画実行。

 

 

三重県いなべ市と滋賀県の県境にあり、鈴鹿セブンマウンテンの一つ。

コースは「宇賀渓登山道」の1番から11番の石榑峠から竜ヶ岳。

 

宇賀渓観光協会の方に、初心者が初めて登るのにオススメのコースを尋ねたところ、

このコーズがオススメ!とのこと。

スニーカーで登れますか?と、ど素人の質問に、

登山靴は買いましょうとのことで、コースの下調べより先に持ち物揃えました!

 

 

最初に揃えるべきウェアと持ち物をネットで調べると、

ほとんど持ってない!

一番大事な登山靴は5店舗を回り、ようやく足に合った靴に出会えました!

 

○買ったものリスト

 

モンベルの登山靴:2万円強(レディースSサイズの靴下があったので、登山用の靴下もここで買いました!)

トップスとパンツと登山用帽子:コロンビアで合わせて2万円弱。

レインカバーと手袋、ヤマビル避けスプレーなどの小物:スポーツデポで3,000円程。

トレッキングポール:アマゾンで3,200円程。

 

あとは家にあるもので、

アウターは、以前ボート講習の撮影時に買ったノースフェイスのジャンパー、

防寒着は小さくたためるユニクロのダウンベスト。

リュックは家にあったちょうどいいサイズ(20リットル)のものを。

 

さて、

持ち物はそれ以外に、水とポカリとお弁当とチョコなどの食料に、

タオルとウエットティッシュ、ゴミ袋など。

 

ここで!

前日、登山するならいいアプリがあるよと教えてもらった

「YAMAP」が優れもの!!

 

まだ使いこなせてないですが、事前にルートをダウンロードしておくと

オフラインでも地図が見れるのです!

考えてもなかったのですが、登山前の保険なんかも簡単に入れちゃいます!

当日、活動日記スタートすると、タイム、ルート、距離などが全て記録され、

行動が振り返れます!

 

さあ、天気予報も確認したし、あとは目覚ましセットして寝るだけ!

 

   ぐぅぐぅ

 

朝5時に起き、お弁当作ってさあ出かけようとドアを開けると

なんと!雨!!!雨

 

7時に桑名駅で待ち合わせてたので、とりあえず行って考えることに。

「まあ、向こうの空は明るいからとりあえず行ってみましょう!」

 

桑名から車で約1時間。

ナビに石榑峠の登山口が出なかったので、

宇賀渓キャンプ場を通り越し、意外と長い石榑トンネルを通りぬけるとそこは滋賀県。

ひたすら走っても登山道入り口に向かう道らしきものがなく、

あれ?おかしい…と案内看板があるところまで行くと、

やはり通り過ぎてた…

 

トンネル出口付近まで戻り、分かりづらい山道に入り約20分。

途中、すでに紅葉が綺麗で車停めてパシャッ!

 

 

現地は雨の心配はどうやらなさそう。

 

道路の行き止まりに車10台停められるかどうか、ほどの駐車場があり、

でもそこはすでに満車。

観光協会の方から聞いていたので、朝早く出てなるべく登山口近い路上に駐車。

 

 

迷ったせいもあり、時間は8時半を過ぎてました。

 

さあ、登るぞ!!

 

え、いきなり険しい!!!

でも、木の根っこが成す階段に救われ、もう既に大自然を感じました。

 

当たり前かもしれないが、道じゃない!!

どこ歩けば良いの?

 

ですがここは流石!

一緒に行った方は登山クラブに入ってたので、

道標と歩き方のポイントを教えてもらい、

何とかクリア!

 

ここで、手袋必須の意味がわかりました!

 

トレッキングポールは、

身長にあったサイズ、プラマイ10センチぐらいの伸縮が(できれば登りながら簡単に)

できると良いと思いました。

 

今回の登山は平地が殆どなく、

結局、私は片手ポール、もう片手は岩や枝を掴むために空けて

1本のポールをリュックにしまいました。

特に降り、ポールが邪魔と思った場所もありました。

 

 

さあ、

宇賀渓の登山道は、このようにポイントに番号の標識があるのですが、

この標識、環境のことを考え、地域の学校と協力してヒノキで作ったそうです。

 

険しいばかりでなく、たまにこんな道もあります。

 

綺麗な紅葉!!!目がさめる!

 

この辺の地形でしょうか。

砂山ですね。

滑り台に砂が引かれたように、急な坂道にザレが多く、

何とも登りにくい。

どこに足を置いていいのやら、滑り落ちそうです。

 

ちゃんと「レスキューポイント」というものがあるのですね!

怪我したり、動けなくなったらこの内容を119番ね!

 

どんどん登るよ〜!

 

二つ目の「レスキューポイント」

 

着いた!重ね岩!

景色最高!!

 

 

標高700m付近から登り始め、ここは830m。

あとどれぐらい⁈

 

途中、下山する人に尋ねると、

まだ半分来てないかな。

 

汗汗汗

 

 

この辺りから、高山を感じることもあり、

山頂から吹き流れる風の力を木の幹などから想像し

大きな岩の崩落跡やガレから、自然の力強さを思い知らされます。

 

その中で、時折見せてくれる花などに癒され、

頂上目がけてひたすら、ただひたすら…

 

 

登った者にしか見ることのできないこの景色!

稜線が何とも美しい…

 

険しい山道がようやく終わり、

緩やかな尾根をひたすら進む。

 

 

 

途中、大ガレがあり、迂回路ができています。

 

 

通り抜けるとそこは!!

 

 

やったー!!!山頂!

登りきったーーー!!!

 

何とも天気の良いこと!

 

 

 

 

途中、写真撮るためファスナー付きのポケットからスマホ取り出し、

手袋とって写メして、

スマホしまって手袋はめてを繰り返したため、

頂上に到着した頃には10時半を過ぎていました。

 

お弁当食べてひとしきり絶景を満喫したあと、

12時前に下山。

 

登りで見かけたりんどう(?)の蕾が

午後の日差しで花開いていました。

 

 

登山中、かなり前半で下りの心配をしていましたが、

帰りは枝と岩を掴みながら、また砂山を滑り降りるようにしゃがんで降りることで、

何とか1時間40分ほどで降りることができました。

700m〜1100m。

高さ約400mとはどんなもんだろう。

130階建てのマンションを階段で登るようなイメージ? ガーン

モンベルの登山靴!最後まで履き心地よかったよ!

ありがとう〜〜〜!!

 

   車

 

昔、子供の頃登った御在所岳。

表道、中道、裏道と、全て難なく登った記憶。

片道はいつもロープウェイだったことをあとで思い出しました。

数十年が経ち、子供の頃の記憶が何ともいい加減だということに気づき

無理せず、今度はハイキングコースから徐々に慣らそうと

思った今日この頃。

 

新しく買った登山グッズを無駄にすることなく、

これからもチャレンジしていくぞ!