古書 | ATELIER FAIRE ~ French traditional handicrafts ~

ATELIER FAIRE ~ French traditional handicrafts ~

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みなさま、連休はいかがお過ごしでしたか?観光地はどこもたくさんの人で賑わっていたようですねにこにこ



私は大阪で開かれた 「世界を変えた書物」展 に行って来ました。開催期間が短くてギリギリ滑り込みでしたが、内容が充実していて面白かったので二回も解説を聞きに行きました。
今日はその時の話を忘れないうちに書き留めておきます鉛筆
 

 

その昔、本は大変貴重なものでした。活字による印刷技術がなく本の製作も複製も手書きでしたので、
このような本のことを写本と呼んでいました。
ですから完成まで長い年月を要し、製作費も膨大となりましたう~ん…



そこで現れたのがグーテンベルク。1450年代、活版印刷技術を考案・実用化したことにより
本の大量生産が可能になり、広範囲での情報伝達が行われるようになりました本



この企画展では印刷革命が起こった以降の、まさしく世界を変えた偉人達の貴重な本が一挙に、しかも大量に並べられるとあって興味津々。だって、本当に世界史で習った超有名人がズラリなんですよ!
古い紙は味わいがありますし、紙のコレクターとしては見逃せませんっっ!!6



とはいっても、天才の難し~いご本のこと。自分一人で内容が理解できるとは到底思えませんうーん(汗)
そこで監修者によるミュージアムトークに参加しました。ノーフラッシュであれば撮影OKでしたので、終了前にお知らせ出来なかったせめてものお詫びに、写真をお見せしながら二回に分けてご説明します。



今日は入り口の本棚あたりに置かれていた本たちについて。
薄暗い空間にさりげなく置かれていましたが、ここにあった主に建築書たちは
美術的価値も高いと思いますキラキラ




 



その挿絵の美しいこと・・・ハート


 

 

 

活版印刷は圧力をかけて印刷するので裏面にも凹凸が出ています。
これがいいんですよねおんぷ♪♪




本物の版画で手彩色のものなどは私にとって喉から手が出るほどのお宝です。
実際に企画展内で何点か目にすることが出来て、足を運んだかいがありましたやったー



貴重な本を惜しげもなく何段にも飾っているので全体がよく見えず・・・。そこが残念でした。
影の出ないところで撮影したかったな矢印


 

下の写真はパリで最初のアール・ヌーヴォー建築となったアパート 「カステル・ベランジェ」
アール・ヌーヴォーは私の好きなデザインです。この本の挿絵が版画・手彩色であるかは
確認がとれませんでしたが、素敵なので量産品でもかまいませんうふっ


 



偉人の自筆書簡もありました。
下の写真はエディソン自筆メモ


 

アインシュタインの自筆研究ノート



 
 


入り口だけでこの濃度の濃さ。うれしいため息だらけですね。この調子で撮影してカメラのバッテリーは
もつでしょうか・・・。これはなかなか帰れそうにありませんきゃーッ



中に入ると一冊でも主役級の本がわんさか。でもそのまえにちょっとティーブレイクsei
次回、続きをご案内いたします。
それではまたぺこり