野村喜和夫短編小説集『観音移動』刊行と下北沢「楽味」でのお祝い | 野村眞里子のブログ <オラ・デル・テ>

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夫も、私も、年齢の割に忙しい。(笑)

 

昨日は、詩集『パッサル、パッサル』に続き今年2冊目となる夫の本『観音移動』の刊行を記念して、下北沢のお気に入りの和食店「楽味」にうかがった。

 

夫と私が「楽味」に行くようになって、すでに30年以上になる。最初は、腕はいいが少々怖そうな大将にびびっていたが、いつもいっしょに行っていたテクニカルスタッフのKさんが2006年に亡くなった時に泣いてくださったり、フラメンコ公演の度にポスターをお店の廊下に貼って応援してくださったり…と、いつも優しくしていただいている。昨日も電話をかけただけで、「あっ、眞里子さん⁉」と言われびっくりした。

 

20時半の予約。まずは『観音移動』刊行を祝して、生ビールで乾杯。突き出しは蛸のやわらか煮。

 

 

 

 

 

 

季節の野菜3点盛。ウドの酢味噌、そら豆、こごみの胡桃和え。

 

 

 

 

 

カツオのたたき。

 

 

 

 

 

ひき肉と春雨のサラダ。

 

 

 

 

 

甘鯛ひと塩。このあたりから、日本酒と焼酎。

 

 

 

 

 

小柱のかき揚げ。

 

 

 

 

 

夫だけ筍ご飯と海苔の味噌汁。

 

デザートの小豆。

 

 

 

 

 

久々の「楽味」の味、すべておいしくいただきました。ごちそうさまでした!

 

写真は、いまだに貼ったままにしていただいているDVD「ututu/もうひとつの夢の方へ」と引退公演『michiyuki』のポスター。このほか、写真からははみ出しているが、『アンダルシア夢ututu ~南に着くと、そこにはフラメンコがあった~』のポスターも貼ってある。ありがとうございます! ここに、新たに昨日持参した『タンゴ探しの旅』が加わると思うと、感謝しかない。

 

 

 

 

 

 

 

なお、5月9日には池袋の「ジュンク堂」で、『観音移動』出版記念トークイベントがありますので、ぜひいらしてください! よろしくお願いします。

 

●『観音移動』刊行記念JUNKU堂来店トークイベント「世界の無意識に出会う詩と小説」

野村喜和夫(詩人)×星野智幸(小説家)

現代詩のトップランナー・野村喜和夫さんの最新作は、異色の短編小説集、それもシュルレアリスム小説(⁉)です。詩人を小説へと向かわせたシュルレアリスムとは、ちょうど今から百年前、狂騒する社会に対して、画一化を辿る個々人の生に対して、想像力を頼りに、突破口を見出そうとした文学・芸術運動です。自動記述、夢の記述、コラージュ、無意識、驚異、エロティシズム、黒いユーモアなど、シュルレアリスムが残したさまざまなアイディアに着想を得た本作を中心に、小説家の星野智幸さんをお迎えし、文学と想像力について語りあっていただきます。

 現代社会の閉塞感に風穴をあける小説家と詩的言語の可能性に挑み続ける詩人との白熱のトーク、ぜひお楽しみください。

日時:5月9日(木)開演19:00(開場18;20)

会場:ジュンク堂書店池袋本店9階イベントスペース

料金:2000円(ドリンクなし、イベント当日受付で現金にて支払い)

定員:50名

予約:事前予約が必要。1階サービスカウンターまたは電話(03‐5956‐6111)でお申し込みください。