3月29日(金)、気象庁が東京の桜の開花を発表した。平年より5日遅く、昨年の3月14日より15日遅い。つまり、今年は半月ほど遅いペースだ。
そんな一昨日は『タンゴ探しの旅』のリハーサル初日だった。場所はエルスール財団記念館のカフェ、メンバーは、バイレが出水宏樹(Farolito)さん、伊藤笑苗さん、私、そしてカンテが小松美保さん。
ギターはなかったが、2時間かけて約10分間のフィナーレのタンゴの構成・振付を確認した。終了後、みんなで「大ものが一つできたね!」と喜びあった。今後は、オープニング、女子の群舞、男子の群舞の完成へと進む予定だ。
このリハーサルの後、美保さんをのぞく3人は居残って同じカフェでアルゼンチンタンゴのレッスン。コンパネの片づけをスタッフも加わり4人で行い、マーシー先生&マギ先生の到着を待った。
この日は、2日続きのレッスンということもあって、ファロさん、笑苗さんともかなり厳しいレッスンを受けることになった。
ちょっとだけ種明かしをすると、6月の『タンゴ探しの旅』では、ファロさんはブエノスアイレスに着いて一軒のバルに迷い込むシーンがある。そして、そこにはアルゼンチンタンゴを踊る笑苗さん――フラメンコダンサーと一人二役(!)——がいるという設定だ。
その笑苗さんも、4回目にしてついに深いアブラッソ(抱擁)でのダンスとなった。
レッスン後はいつものように記念撮影。新幹線の時間があったファロさんをのぞき、お茶とお菓子を楽しんだ。
写真は一昨年の満開の桜と去年の満開の桜。場所はどちらも近所の北沢緑道だ。今年の満開の桜を私はどこで見るのかな?