先週、日本人フィギュアスケーターが競技会で全4種目とも優勝し、授賞式では「日の丸」を中央に掲げ、「君が代」を会場に響かせた。以下、その輝かしい試合結果。
【ISU公認グランプリ・シリーズ(GS)第2戦スケートカナダ】10月28日(金)~30日(日)
●女子シングル(SP/FS/総合)
1位 渡辺倫果(日本) 63.27/134.32/197.59
2位 スター・アンドリュース(アメリカ) 64.69/ 126.57/191.26
3位 ユ・ヨン(韓国) 65.10/125.05/190.15
5位 紀平梨花(日本) 59.27/125.06/184.33
8位 横井ゆは菜(日本) 54.87/123.86/178.73
●男子シングル(SP/FS/総合)
1位 宇野昌磨(日本) 89.98/183.17/273.15
2位 三浦佳生(日本) 94.06/171.23/265.29
3位 マッテオ・リッツォ(イタリア) 81.18/169.85/251.03
●ペア(SP/FS/総合)
1位 三浦璃来/木原龍一(日本) 73.39/138.63/212.02
2位 エミリー・チャン/スペンサー・アキラ・ハウ(アメリカ) 67.39/119.09/186.48
3位 サラ・コンティ/ニコロ・マチー(イタリア) 66.66/119.52/186.18
【ISU公認チャレンジャー・シリーズ(CS)デニス・テンメモリアルチャレンジ】10月26日(水)~29日(土)
●アイスダンス(RD/FD/総合)
1位 村元哉中/高橋大輔(日本) 79.56/108.74/188.30
2位 Jennifer JANSE van RENSBURG/Benjamin STEFFAN(ドイツ)
72.15/105.76/177.91
3位 Mariia IGNATEVA / Danijil Leonyidovics SZEMKO(ハンガリー)
70.20/104.03/174.23
ISU公認の2つの競技会で、1週間のうちに4つのカテゴリーで優勝というこの快挙は、日本のフィギュアスケート界では初めてだと思う。怪我で欠場の樋口新葉選手の代わりに初出場したグランプリ・シリーズで嬉しい初優勝の渡辺倫果選手、高難度プログラムで逆転優勝を果たした宇野昌磨選手、三浦選手の肩の怪我で十分な練習ができなかったという三浦璃来選手/木原龍一選手組による日本人ペアグランプリ・シリーズ初優勝、さらには結成3期目でついにISU公認大会で頂点に立った村元哉中選手/高橋大輔選手組の初優勝。どれをとっても、本当に嬉しい。
今シーズンは始まったばかり。選手のみなさん、どうか怪我なく、ますますのご活躍をされますように!