昨日は、一昨日の講座「スペインとフラメンコを知る」の打ち上げで豪快に飲んで少々二日酔い気味だったが、エルスール財団記念館のブックカフェで暁方ミセイさんの鮎川信夫賞受賞記念イベントがあったため、朝から準備にいそしんだ。
14時に暁方さんや思潮社のIさんが到着された。暁方さんからの九州土産の明太バターのお菓子をいただき、スタッフもますますはりきった。ありがとうございます!
15時開演。あらかじめご予約された方は10名ほどだったが、予約なしの方が大勢みえてとてもにぎやかな会になった。
18時半に出演者とお客様は打ち上げへ。私は久々「ガルロチ」にうかがった。5月30日から6月29日までの1カ月間バルージョとマカレナ・ラミレスが出演しているので、とても楽しみにしていたのだ。
以下は出演メンバー及び昨日のプログラム。(記憶違いや間違いがありましたら、どうぞお知らせください。)
踊り:バルージョ、マカレナ・ラミレス
歌:アントニオ・ヴィジャール、ルイス・デ・マテオ
ギター:ジョニ・ヒメネス
<第1部>
●プレセンタシオン「アレグリアス」 バルージョ、マカレナ・ラミレス
●カンテ・ソロ「ファンダンゴ」 アントニオ・ヴィジャール、ルイス・デ・マテオ
●「タラント」 マカレナ・ラミレス
●「シギリージャ」 バルージョ
●フィン・デ・フィエスタ「ブレリア」 全員
<第2部>
●プレセンタシオン「ブレリア」 バルージョ、マカレナ・ラミレス
●ギター・ソロ~カンテ・ソロ「ブレリア」 ジョニ・ヒメネス、アントニオ・ヴィジャール、ルイス・デ・マテオ
●「アレグリアス」 マカレナ・ラミレス
●「ソレア・ポル・ブレリア」 バルージョ
●フィン・デ・フィエスタ「ブレリア」 全員
偉大な踊り手であるファルーコの孫のバルージョ。2014年には「カンテ・デ・ラス・ミナス・コンクール」優勝、2016年には「コルドバ・ナショナル・コンクール」で優勝するなど、今を時めくヒターノ(ジプシー)の踊り手だ。
最近の彼の踊りは見ていなかったので、ワクワク。超満員で、しかもギリギリに予約したため席が最後列だったので、1部2部ともオールスタンディングで拝見した。
昨日は、1部のプレセンタシオンの「アレグリアス」と2部の「ソレア・ポル・ブレリア」がとても気に入った。マカレナ・ラミレスの「アレグリアス」のマントンさばきのテクニックにも驚いた。
終演後、バルージョと初めてお話をしたが、とても気さくな方だった。ツーショット写真も撮影させてくださった。撮影は「写真が得意」だというルイス・デ・マテオにお願いした。
何度も通い詰めているというバイラオーラのT先生のお話では「昨日のバルージョは少しおとなしかった」そうだが、それでもバルージョの雰囲気はたっぷり味わえた。もし時間がとれたら、またうかがいたいと思う。
昨日は極上のフラメンコを堪能した最高の日でした。