私のブログは「スポーツ」のテーマでも、その大部分がフィギュアスケートだ。たぶん、相撲について書いたことはないように思う。
でも、今日ばかりは書かなければ――。
いつも優勝目前までいきながら、賜杯を手にしたことのなかった稀勢の里。その稀勢の里がついに優勝し、第72代横綱に昇進した。日本人横綱の誕生は実に19年ぶりだという。
伝達式でのシンプルな口上――四文字熟語が使われることが多いです――に、稀勢の里の並々ならぬ決意が感じられた。
「謹んでお受けいたします。
横綱の名に恥じぬよう精進いたします。
本日はありがとうございました。」
さらに、もう一人話題の力士が地元大阪の春場所で新入幕確実だとか。まだ宇良という本名を使っているらしい。子供の頃からレスリングをやっていたそうで、体の柔らかさを活かした技がすごい。
相撲ファンならずとも、春場所は興味をひかれそうだ。