2025年12月13日(土)、『ロルカフェスティバル2025 ~ロルカ、その愛と芸術~』の第4回目「ロルカの詩を踊る」を開催しました。おかげさまで、当日はパスポートチケットのお客様、一般のお客様、ご招待客、取材の方などで超満員となりました。概要は下記。
『ロルカフェスティバル2025 ~ロルカ、その愛と芸術~』第4回目「ロルカの詩を踊る」
日時:2025年12月13日(土)16:00開演(15:30開場)
会場:エルスール財団記念館内カフェ「エル・スール」
プログラム:
<第1部>講演「ガルシア・ロルカの詩作品における舞踏の意味作用」
小阪知弘(南山大学外国語学部 スペイン・ラテンアメリカ学科 准教授)
<第2部>TRANSFORMACIÓNライブ
TRANSFORMACIÓN:野口杏梨(ピアノ)+徳永康次郎(ギター)
伊藤笑苗(フラメンコ舞踊)
演出・構成:伊藤笑苗
音楽:TRANSFORMACIÓN
『ロルカフェスティバル2025』はトーク&ライブとして企画を進めた。そして詩人・劇作家・音楽家・画家・プロデューサーという多くの顔を持つマルチ・アーティスト、フェデリコ・ガルシア・ロルカに徹底的にこだわることを目指した。
その第4回に出演してくださったTRANSFORMACIÓN(野口杏梨+徳永康次郎)と伊藤笑苗さんは、超がつくほどの活躍を続けているアーティストだけに、「本当に当日3人が集まれるの?」とドキドキしたが、日本とスペインでオンラインでの打ち合わせを続けながら、内容を詰めたそうだ。そして、野口さんを中心に、留学中のマドリードから一時帰国した伊藤さん、スペインでのフラメンコ公演から帰国直後の徳永兄弟の徳永康次郎さんが集まった12月10日(火)のリハーサルで、一気に仕上げた。
(ちなみに、私は10日がガルロチでのマヌエル・リニャン公演初日鑑賞、11日が引越しで、出演者も主催者もあり得ないほどの忙しさのなかでのリハと本番だった。)(笑)
なお、セットリストは下記。
1.月と舞踏
2.Café de chinitas /Pianosolo con Baile
3.Anda Jaleo /Guitarsolo
4.Verde
前半で小阪先生がロルカの詩――フラメンコにかかわりのあるものを中心に日本語とスペイン語の朗読付きで解説――の全貌を紹介してくださり、その余韻のなか、音楽と踊りが会場の空気を支配していった。


冒頭、月にみたてた照明と笑苗さんの舞いに息を飲む。美し過ぎる! 杏梨さんと康次郎さんは、ロルカの採集した古謡をベースに、それぞれ曲を創ってくださるという贅沢さだった。











最後の「Verde」は、フラメンコ愛好家の中でもっともよく知られた曲――というか「これしか知らない」という人もいるほどロルカに関する曲の中では有名――で、『ジプシー歌集』に収められた詩「Romance sonámbulo(夢遊病者のロマンセ)」をマヌエル・オルテガ・エレディア“マンサニータ”が、ルンバのリズムにのせて大ヒットさせたもの。



この曲で踊ることを私が笑苗さんにリクエストすると、笑苗さんはマンサニータ版そのままではなく、康次郎さんに新たに創っていただくことにしたそうだ。
たいへんな盛り上がりのうちに終了。公演写真はカメラマン、大森有起さん。


お客さまをお見送り後、出演者4名と夫と私の6名で下北沢「ユリイカ」で夕食を食べました。記念撮影はお店の方に撮っていただきました。みんな相当疲れていたと思いますが、楽しくおいしい夕食になりました。











小阪知弘先生、野口杏梨さん、徳永康次郎さん、伊藤笑苗さん、お疲れさまでした! 素晴らしい内容のトーク&ライブ、本当にありがとうございました!
次回の『ロルカフェスティバル2025 ~ロルカ、その愛と芸術~』は第5回目最終回で、テーマは「ロルカと市民戦争」。かなり重苦しいテーマですが、荻内勝之先生の解説、マーシー&マギさんのダンスで大いに盛り上がりそうです。今週の土曜日1月10日(土)開催で、すでにチケットは完売しております。終了後SNSなどでご報告させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします!