野村眞里子のブログ <オラ・デル・テ>

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一昨日(3月3日)は、グラナダから列車を2度乗り替えながらやっとヘレス・デ・ラ・フロンテーラに着いた。グラナダ―ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ間って、ここまで不便だったかしら? これも全部事故と大雨のせい?

 

というか、中東の問題で日本から来ることになっていた人たちが、みな困り果てている。グラナダ公演を観るためカタール航空を利用する人が6人いたが、みんな日本を出国することすらできない状況に追いやられた。なんとか3人は別の航空会社に変更したようだが、予定していたスペイン国内の移動が思うようにできないらしく、現在旅行代理店と交渉中とのこと。

 

(彼女たちがずっと楽しみにしていた旅行なのに、「暴君」のせいでたいへんなことになってしまい、本当にお気の毒でならない。)

 

一昨夜は21時から、グアリダ・デル・アンヘルで開催の「ヘレス・オフ・フェスティバル」の林結花さんのライブに行ってきた。詳細は下記。

 

第15回ヘレス・オフ・フェスティバル『ESPECTACLO DE BAILE Yuka Hayashi』

日時:2026年3月3日(火)21:00

会場:Guarida del Angel

出演:

バイレ――林結花Yuka Hayashi

カンテ――エバ・デル・クリストEva del Cristo

ギター――クーロ・バルガスCurro Vargas

パルマ――ホセ・ペーニャJosé Peña

 

 

 

 

 

プログラム:

●「ティエントス~タンゴ」 林結花

●ギター・ソロ クーロ・バルガス

●カンテ・ソロ エバ・デル・クリスト

●「ソレア」 林結花

●フィン・デ・フィエスタ「ブレリア」 全員&お客様

●アンコール カンテ・ソロ 林結花

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

林結花さんとヘレスで初めて会って30年近くが経つ。時にはいっしょに劇場やライブスペースで踊ることもあったが、ずっとそれぞれのやり方でフラメンコを追い求めてきた。

 

そして、結花さんには本当にヘレスがよく似合うと思う。私はヘレスで生き生きとして、踊っている結花さんを観るのが大好きだ。

 

一昨日のライブは、「ティエントス~タンゴ」も「ソレア」も両方素敵だったが、とりわけ「ソレア」の2歌のエバとのからみが感動的だった。ご本人曰く、「あの歌聞いて、私狂ってしまった!」とか。(笑)

 

ギターもカンテもプーロで、何て素晴らしかっただろう! エバの「シギリージャ」には震えが来た。こういういいフラメンコに出会うと、幸せな気分になる。

 

フィン・デ・フィエスタでは客席にいた大御所が舞台に出て次々に踊ってくださった。ケ・アルテ! 

 

スタンディングオベーションにびっくりしたような結花さん、そして湧き上がる3拍子のアンコール! そしてアンコールでは、なんと美声を披露してくださった。

 

終了後はインタビューも受けていた。インタビュアーはバイラオーラの瀬戸口琴葉さんだ。(驚)

 

 

 

 

 

その瀬戸口さんと私は、1年ぶりの再会を祝し「フアニート」でいっしょに夕食を食べることにした。

 

まずは、ビールとフィノで乾杯。

 

 

 

 

 

注文したタパスは3つだ。酢やオリーブで味付けされた2種のトマト。この時期のアンダルシアはそら豆がおいしいので――荻内勝之先生の情報――、迷わずそら豆入りサラダ。豚のサーロインのオロロソソースがけ。

 

 

 

 

 

 

 

デザートはレモンのソルベ。素敵な器で出て来て、ストローで飲む形。

 

 

 

 

 

話題はヘレス・フェスティバルのこと、琴葉さんのスペイン生活、グラナダでの公演のことなどいろいろで、とても楽しい夜になりました。

 

ごちそうさまでした!

日本を発ってから、いろいろなものを失くした。たぶん、マドリードを出発する時、あわててホテルに置き忘れたのだと思う。(苦笑)

 

パリのデューティーフリーショップで買ったトートバッグというかフラメンコのレッスン用具も入りそうなほど大きいバッグ、日本で買った「バーバパパ」のトートバッグ、かなり古くなった浴用タオル、そして旅行荷物一覧表!

 

荷物一覧表はクラウドにあげてあるので問題なし。浴用タオルはこの旅行の最後に処分しようと思っていたので、それが早くなっただけ。パリで買ったトートバッグは同じものがたくさん家にあるので、それほどダメージはない。というわけで、一番悔しいのは「バーバパパ」のトートバッグだ。かわいかったのに…。(涙)

 

そんなわけで、一昨日(3月2日)は「エル・コルテ・イングレス」にトートバッグならぬ大きなバッグを買いに行った。これからヘレスに行ったり、マドリードに行ったりする小旅行用だ。黒とモスグリーンがあったので、モスグリーンの方を購入。

 

そして、カフェで一仕事していると、公演の出演者の一人伊藤笑苗さんからメッセージが来た。3月1日にマドリードに着いたらしいが、学校の授業が今週後半はないので急遽4日にグラナダ入りするという。

 

でも、私は3日からヘレス! 完全なすれ違いだ。そこで、グラナダ在住の出演者、バイラオールの山本海さんに連絡を取り、私のピソの鍵を笑苗さんに渡してもらうことにした。

 

海さんの仕事終わりを待って、プラサ・ヌエバで19時に待ち合せ。鍵を渡すだけでもよかったが、せっかくだから一杯やることにした。(笑)うかがったのはいつも混み合っている人気の店「ボデガ・カスタニャダ」。

 

ビールで乾杯。突き出しの煮込みも美味しい。あまりの混み具合に、自撮りもうまくいかなかった。(笑)

 

 

 

 

 

 

「2軒目行きましょうか?」と海さんが言ってくれたので、2軒目は私のアルバイシンのピソということにした。10分の坂道を、私は2~3回休みながら行くが、さすがに若い海さんは一気に登れるようだ。

 

海さん差し入れのビール「アルハンブラ・エスペシャル」で乾杯。冷蔵庫にあったタパス(エンサラディージャ・ルサ・コン・アトゥン、アスパラゴス・ベルデ、アルボンディガス、ハモン、チョリソなど)を食べながら、よもやま話に花を咲かせた。海さんの留学生活の話はとても興味深かった。

 

 

 

 

 

 

 

せっかくなので、テラスでライトアップされたアルハンブラ宮殿を背景に写真を撮った。海さん、さすがにカッコいいです! しかも、お父上のジャマキートさんに横顔がそっくり。

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日も午前中から仕事だそうで、赤ワインが空いたところで早目のお開きとなった。このピソ、これからもどんどん人が訪ねてくれそうですね。(笑)

グラナダに着いた3日前(2月28日)は、寒くて夜中に何度も目が覚めた。グラナダの温度は12度とか13度とか出ているが、アルバイシンの上の方、しかも石造りの家の中はあきらかに一桁ぐらいの温度だ。そして、ピソには十分な暖房がない。(涙)

 

3月1日日曜日。とにかく、あまりの寒さにたまらず熱めのシャワーを浴びたが、すぐにまた冷えた。そこで、朝食にご飯を炊いて、味噌汁で温まることにした。これが一番かも。(笑)

 

食後、アルバイシンの迷路を下り、グラナダの街へ向かう。

 

40年以上前にマノレーテ先生に習っていた時は、「危ないから、サクロモンテやアルバイシンは一人で歩かないように」と言われた。でも、今はすっかり観光地化されていて、昔の「危ない場所」というイメージはなくなった。私のピソの前のプラセータ・デ・カルバハレスはアルハンブラ宮殿がよく見える人気の場所らしく、ものすごい数の観光客がやってくる。

 

街なかは少し暖かい。インターネットの接続はできないし、スペインの携帯電話の充電はできないし、テレビは映らないし…で、まったくの「陸の孤島」状態なので、早目のランチを食べることにした。うかがったのは「ラ・クエバ・デ1900」。

 

まだ12時ちょっと過ぎたばかりだったので、スペインのランチ時間には早い。でも、お気に入りのこの店は開いていてラッキーだった。

 

まずは生ビールと突き出し。この店のハムやソーセージの突き出しはおいしくて気に入っている。

 

 

 

 

 

量が多い店なので、肉料理はやめてフラメンキンを注文した。

 

 

 

 

 

その後はカフェで一仕事。さらに、日本やスペイン各地から来る公演の出演者が3月11日から泊まるホテルに行き、さまざまな確認をした。すると、レセプションの女性が私の持っていたチラシに興味を示してくれて、「まあ、面白そうなイベント。そのメンバーがうちのホテルに泊まるのね? しかもグラナダ在住在勤者は無料ですって!? うわー、私行くわ! ありがとう!」

 

 

 

 

 

暗くなる前にピソに戻ることにした。夕飯はネット接続のできるケンタッキーフライドチキンに寄ってテイクアウトのチキンを買った。日本のものと比べると大きい! そして食料品店で赤ワイン「サングレ・デ・トロ」を4ユーロ95で購入。ユーロ高の日本と比べても半値以下。赤ワイン好きにはたまりません!

 

 

 

 

 

というわけで、現在ネットでは相当苦労していますが、グラナダのアルバイシンでの生活を満喫しています。火曜以降はネットの方も好転すると思うので、グラナダやヘレスのことをもっとお知らせできそうです。