「シマリスのしまおくん」
作/あきやまただし
シマリスのしまおくんのところにお父さんシマリスが来ます。
「おい しまおよ。 きのうで ちょうど いちねん たったぞ。
もうじゅうぶんたのしんだだろ?
そろそろもとにもどりなさい」
何のことでしょうか?
実は、このしまおくんはリスの子ども。
「にんげんになってみたい」
というお願いをたぬきに叶えてももらいました。
すると、お父さんお母さん役にいたちとうさぎさん。
おもちゃやさんにシカさん
八百屋さんに牛さん
郵便やさんにヤギさん
おまわりさんには馬さん。
他にもたくさんいて、
みんな、人間に化けていることをいつの間にか忘れて、
人間として生活していることをリスに知らされる。
だけど、みんな信じない。
最後に村長に変身したたぬきのじいさんですら…。
だけどそのとき、村長たぬきがくしゃみをします。
するとあれ不思議!
みんなもとの動物の姿に…
だけど、しばらくは人間の暮らしが忘れられrなくて
動物の姿のまま、
人間の暮らしをしてたんだって。