工房かのんさん「Collaborative Finger Painting 2018 」 | 釧路市昭和町にある絵画・造形教室アトリエ666のブログ

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釧路市昭和町で、幼児から中学生までの絵画・造形教室、社会人向けには絵画教室と陶芸(焼き物)教室を開催しています。  

アトリエスリーシックスでは、月1で「工房かのん」さんの利用者さん向けにアート教室を開催しています。

 

そして、毎年「釧路市障がい者芸術作品展」に出展しており、今回は、2019年度の作品展の様子(一部)や、それに向けての取り組みを紹介したいと思います。

 

 

 

細やかで繊細な作品たちや、ダイナミックな作品などさまざまでした。

 

アトリエスリーシックス(工房かのんさん)では、フィンガーペイントの作品を出展しました。

 

 

 

以下は、作品ができあがるまでの様子です。

 

まずは、実際の出展用作品に取り掛かる前に練習を行いました。

 

 

 

 

フィンガーペイントは、造形遊びの代表的なものですが、感触などを楽しむために、従来は小麦粉などを混ぜて行っていました。しかし、それでは作品としての保存が難しいと言うことが難点でした。

 

そこで、小麦粉の代わりに「時間がたつと固まる」特性を持った木工用接着剤を使用することで、作品としての保存が可能になりました。さらに、乾燥することで透明になるので、時間経過による変化を楽しむこともできます。

 

この日は、小さな作品をたくさんつくってお終いです。

これだけでも十分きれいですね!

 

 

 

そして後日、全員で大きな作品の制作に取り掛かりました。

 

 

この時点では、まだ接着剤が乾いていないので、色が少し白っぽい感じですね。

 

 

 

 

手指で絵の具の感触や、色の混ざりを感じながら、思い思いに色を重ね、描いていきます。

 

写真はありませんが、お気に入りの箇所をそれぞれ選び、切り出しました。

 

 

 

 

そして、それらをパッチワーク状に貼り合わせ、いよいよ額装です!

 

マットは手切りです。

 

完成!!

 

 

記事:タカハシユリ