29日、船橋競馬場11Rで行われた第68回日本テレビ盃(GⅡ)は、好スタートから先手を取った矢野貴之騎手騎乗の2番人気サルサディオーネ(牝7、南関東大井・堀千亜樹厩舎)が、そのままゴールまで押し切り、4番手追走から迫った横山武史騎手騎乗の3番人気ダノンファラオ(牡4、JRA栗東・矢作芳人厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝しました。勝ちタイムは1分53秒5(良)でした。
さらに1馬身差の3着に幸英明騎乗騎手の5番人気メイショウダジン(牡4、JRA栗東・松永昌博厩舎)が入りました。なお、約10か月ぶりの復帰となった川田将雅騎手騎乗の1番人気クリソベリル(牡5、JRA栗東・音無秀孝厩舎)は、2番手でレースを進めるも直線伸びを欠き6着に終わっています。
勝ったサルサディオーネは、父ゴールドアリュール、母サルサクイーン、その父リンドシェーバーという血統です。見事牡馬の強豪を降し、スパーキングレディーカップ、スパーキングサマーカップに続く3連勝を飾りました。牝馬による本レース勝利は、GⅡになって以降では初です。