11日、京都競馬場(京都府京都市伏見区葭島渡場島町)11Rで行われた第52回デイリー杯2歳ステークス(GⅡ)は、スタート一息で後方からの競馬となったA.アッゼニ騎手騎乗の5番人気ジャンダルム(牡2、JRA栗東・池江泰寿厩舎)が、直線で内から脚を伸ばして、好位追走から一旦は先頭に立った松山弘平騎手騎乗の4番人気カツジ(牡2、JRA栗東・池添兼雄厩舎)を捕らえ、これに1.1/4馬身差をつけ優勝しました。勝ちタイムは1分36秒3(良)でした。
さらに2.1/2馬身差の3着に川田将雅騎手騎乗の3番人気ケイアイノーテック(牡2、JRA栗東・平田修厩舎)が入りました。なお、岩田康誠騎手騎乗の1番人気フロンティア(牡2、JRA栗東・中内田充正厩舎)はケイアイノーテックとアタマ差の4着に終わっています。
また、M.デムーロ騎手騎乗の2番人気メガリージョン(牡2、JRA栗東・野中賢二厩舎)は故障発生のため、競走を中止しました。(同馬は右第1趾骨粉砕骨折で予後不良と診断され殺処分)
勝ったジャンダルムは、父Kitten's Joy、母ビリーヴ、その父サンデーサイレンスという血統です。9月9日の新馬戦(阪神)に続くデビュー2連勝で重賞制覇を果たしました。鞍上のA.アッゼニ騎手にとっても、これが初のJRA重賞勝利となりました。