今日は、ピティナピアノコンペティションに、息子くん出場してきました
今年は3.4年生の部。
課題曲も少し難しくなります。
息子くん。
3回目の出場ですが、過去一度もうまく弾けたことがありませんでした。
緊張から、練習よりもガタ落ち
普段間違わないところをミスしたり。
去年に出場したショパンコンクールでは、あまりにも指が動かなくなり、かなりボロボロの演奏に弾き終わって席に戻るなり号泣
もっと練習すればよかった……
この苦い経験から、息子くんなりに、練習を頑張ってきました。
遊ぶ約束をしてきた日は、そっちに気がとられ、雑にやってしまう練習も、きちんと向き合って練習するようになり、レッスン中も気持ちが負けてしまった時も、自分で切り替えて頑張れたり。
先週の月曜日。
もう無理!と不安からか、練習中泣き出し。
金曜日。
飼っているハムスターに薬指をかまれて、思うように弾けなくなり。
土曜日。
最後のレッスン。
指の不調もあり、ミスタッチが目立ち、心が不安定に。
本番が怖いっていう息子くんに、家に帰ってからたくさんお話ししました。
練習してきた以上のことはできないよ。
上手く弾こうとしなくていいよ。
今までやってきたことを、丁寧に大切に大事にやればいい。
結果はどうでもいい。
もちろん結果が出れば素直に嬉しいけれど、今までの過程が大切なんだよ。って。
そして、今日は本番。
上手くいって欲しいと願う気持ちがあるのも本音。
予選通過して欲しいと願う気持ちがあるのも本音。
でも、とにかく息子くんなりの100%の力を出し切って欲しいと。
演奏順番はなんと1番
ドキドキの中、演奏はスタート。
2曲弾き終わるまで、とっても丁寧に弾けました
練習してきたこと、全部出せたんじゃないかな
1番ということもあって、残りの演奏はゆっくり聴けました
結果は……
残念
今まで、発表会、ステップ、コンペティション、全てにおいて、練習通り弾くことができなかった中、今日は出し切れた
息子くん。
とっても晴れ晴れ
かなり自身に繋がったんじゃないかな?
そう。
何事も結果を求めず、今のベストを尽くすこと。
今のベストが何なのか。
それを知り受け止めることはとても難しいけれど、それが出来た時、達成感と充実感があるのだと思う。
何事も結果だ!
という人もいるけれど、結果を追い求めすぎると自ら潰れてしまう人をたくさん見てきました。
競うことも大切だし、切磋琢磨して成長することも大切だけど、結果しか重視しないのは、やはりしんどくなって、苦しくなってしまう。
最後はやはり自分自身と向き合うこと。
次は娘ちゃんのコンペティション。
そして、初チャレンジ。
息子くん連弾でのコンペティション。
気持ちを新たにまた頑張っていきましょう