八月の六日間 北村薫 | アタローの読書

アタローの読書

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不都合の多い世の中だ
私生活でも会社でも

欠け落ちた「何か」を拾いに、わたしはまた山に行くのだ

40歳目前、文芸誌の副編集長をしているわたし

ひたむきに仕事をしてきたが、生来の負けず嫌いと不器用さゆえか、心を擦り減らすことも多い

一緒に住んでいた男とは、3年前に別れた

そんな人生の不調が重なったとき、わたしの心を開いてくれるもの   山歩きと出逢った

四季折々の山の美しさ、怖ろしさ

様々な人との一期一会

いくつもの偶然の巡り合いを経て、心は次第にほどけていく

だが少しずつ、けれど確実に自分を取り巻く環境が変化していくなかで、わたしは思いもよらない報せを耳にして

著者3年ぶりの最新小説!

疲れた心に栄養補給、しませんか



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「わたし」が有休を使い数々の山を登る連作短編集です


彼女が山に登る話から、山に登る準備、行き帰りに読む本、携行する食べ物など


山に登る行程の合間に、彼女の人生や物語が絡まりながら展開していきます


一人での山登りでの出会い


彼女の哀しい出来事、寂しいこと、怒りなどを山に登ることで段々と癒されていく


読んでいる私も、そういう気分になります


副編集長として働き、ストレスを抱え有休を利用しながら一人で山登り


山での出会いから、予想外のトラブルや美しい景色を見れて共鳴します


彼女は、執着していた過去と真正面から向き合い、一歩前進する成長物語であり、山の美しさも分かる


山での一期一会や、美しい景色など、更に山に興味を持てる内容です