
「四十九日のレシピ」を読み面白く、伊吹さんの本をブロ友さんにも教えてもらい早速読みました


1980年静岡県の山間の里のお屋敷で、一緒に過ごすこととなった少年と少女と一人の女性がお互いに冷え切った心を少しずつ温めあっていく物語です
静岡県天竜川流域の山間の里・峰生
この地は、山林業や養蚕業で栄え事業を広げてきた遠藤家が持つ常夏荘がある
常夏荘は広大な敷地の中にあり、他にゲストハウス、使用人が住む長屋や蔵がある
遠藤家一族は東京に拠点を移し、女主人と使用人が静かに暮らしている常夏荘に7歳の少年と10歳の少女がやって来る
常夏荘の女主人・遠藤照子、本家の当主である遠藤龍巳の長男・龍一郎と結婚し長男をもうけたが、夫は10年前に病死
息子も大学生になり、常夏荘で夫の思い出と共に静かに暮らしていた
そんな中常夏荘に来たのは、龍巳が若い愛人に産ませた立海
病弱な立海7歳は、療養のため家庭教師の青井と一緒に来た
さらに、山の管理をしている使用人・間宮勇吉の孫の耀子10歳は、勇吉の息子がすでに亡くなり母親と暮らしていたが置き去りにされ施設や母親の親戚に預けられたりし最終的に祖父の元に来る
耀子はネグレクトされていた子供で、躾もされていない
そんな耀子と立海は仲良くなり、友達になる
照子は距離をおきながら、そんな2人を見守っていく
それぞれに厳しい立場にいた子供たちの成長やふれあいは素晴らしかったです
この物語の中に出てきた「自立」顔をあげていきる
「自律」うつくしくいきる、新しい自分をつくる
良いことが書いてあり、前向きに生きることと思いました
心に染みる物語でした(涙)