シャイロックの子供たち 池井戸潤 | アタローの読書

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毎日寒さが厳しいですね(≧ω≦)




ノロウイルスが猛威を振るっているので恐いです





今回紹介する本は
『シャイロックの子供たち』です!


久々に池井戸潤さんの本を読みました♪





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東京第一銀行長原支店で働くさまざまな年齢や職種の行員たちの姿を描く短編集です





「シャイロック」はシェイクスピアの喜劇「ベニスの商人」に登場する強欲な高利貸しの名前です





大田区東京第一銀行長原支店が舞台です





出世の為、家族の為に銀行員たちは必死に働いています





ある日、現金100万円が紛失する事件が起きる





犯人は分からないまま内密に処理される





ある時一人の行員が紛失事件を調べていたが行方不明になる





この紛失事件が10編からなる連作短編ミステリーで、だんだんと真相が解明していきます





たたきあげの誇り、家族への思い、上がらない成績





事件の裏に透ける行員たちの葛藤




銀行という組織を通して普通に働き、普通に暮らすことの幸福と困難





銀行内の理不尽なほどのキツイノルマ





難しい人間関係やタチの悪い上司





読んでいて自分もハラハラしながら感情移入してしまうほど、のめり込んでしまいました





銀行員たちの真摯な気持ちをひしひしと感じ、ミステリー仕立ての内容最高でした