Technics SL-PS900という海外向けのCDプレーヤー | しょーごのブログ

しょーごのブログ

しょーごのブログです。雑記ブログです。あることないこと書く予定です(ないことはダメか…)

あけましておめでとうございますおねがい

うさぎ年うさぎ


今年一本目の記事は…

12月にハードオフのジャンクコーナーで入手したテクニクスのCDプレーヤー【SL-PS900】です。チュー

 

 

見つけたとき、『SL-PS900?? ウワサのSL-P900なら知ってるけど…。PS900とは??』という感じ。


電源入ります。CDの再生できません。価格は税込み1,100円


その日は一度帰って調べました!


あまり情報が出てきませんが、どうやら1991年発売の海外向けモデルらしい…


で、価格が350ポンド…。


1991年当時のポンド/円は1ポンド235円~238円だったらしい。ということは当時8万円くらいのやつ。


同時期に販売されてたSL-PS700(日本国内で39,800円)が270ポンド(当時の円換算で6万ちょっと…)だったみたいなので、実際に国内でSL-PS900を販売したと仮定すると6〜7万円くらいのモデルになるのかな??

【ちなみにYAMAHAのCDX-1050(日本国内で89,800円)が430ポンドでした。】


まぁ、受注生産で20万円だったSL-P2000も内部の物量的にはSONYのCDP-555ESAの方が…という感じがしなくなくもないわけで。


なにはともあれ、本来このような中級機はジャンクでももっと高いはず。日本での情報がないから1,100円だったのねキョロキョロ


ということで次の日に早速入手!


この機種を購入したハードオフにはSL-P900も中古で販売されていましたが、ゴールドの見た目とサイドウッドが付いているからか、かなり存在感がありましたおねがい


リモコン、電源ケーブル付きで価格は38,000円くらい。てへぺろ

外観

前面はSL-PS700と似てる…知らんけどキョロキョロ


一応、YouTubeの海外のチャンネルで当時のテクニクスのカタログを紹介している動画を見つけましたが、やはりこの機種はSL-PS700の上位モデルだったらしいです。

天板がサビサビなのは仕方ないらしい。気が向いたら再塗装でもしようかのぉ~ニヤリ


前面はアルミ、ボタン類やトレイ周りは艶消しのプラスチック。


テクニクスロゴがプリントではなく立体のやつです。SL-P900のテクニクスロゴはトレイ下にプリントしてありますね。

20曲まではワンボタンでダイレクト選曲ができる仕様。


曲のスキップボタンがありませんが(リモコンには付いてるらしい)、下のファンクションボタンに割り当てできます。

アナログは固定出力だけでなく、可変出力も付いています。光デジタル出力付き。

海外向けのモデルだけあって110V・127V・220V・240Vの切り替えができます。(VOLT ADJ)の-穴をクルクル回せば切り替えられます。(230V〜240V仕様もあります。その場合はそのままでは日本で使用できません。)


こちらの個体は50Hz/60Hzの両方対応なので日本全域で使用可能。


つまり、仕様を確認して使用しよう…

う~ん!ぐろ~ばるぅ!チュー

内部

もしかして、見覚えあるかも??


内部がSL-P900にそっくりなのです。もしかするとSL-P900のベースになった機種?おねがい


松下のオーディオ用コンデンサが多用されています。


奥にあるVRはアナログ可変出力の調整用。本体では調整不可、リモコンでのみ調整可能。


ヘッドホン出力のつまみは端子横に付いていますが、こちらは電動ボリューム?ではないのでリモコンでの操作不可です。

右側の基板の裏にDAC ICが搭載されています。

DACはMASH MN6476

まとめ

かなり端折りましたが、CDの再生不良は例によってメカ下のサーボ基板のコンデンサ不良です。

とりあえず1μFと100μFを交換して動作するようになりました。


本体の内部、後ろに付いているアナログ可変出力のVRですが、頑張って手で回したところガリもなく音量の調整ができました。

音声信号は通っていないのかな…?


そしてトレイの開閉はウワサ通りにお上品。

トレイが閉まる瞬間はまさに、お高いクルマのドアを閉めた時のような…『ヴォっ』っていう感じの音に似ています。


詳しい内容は追ってメインブログにアップしようと思いますニコニコ


でわでわ(^^)/

【分解修理】TechnicsのSL-PS900 CDが読み込めないんだとさ!