パイルとクウの仲直り    ねこふんじゃった | 黄昏黒猫屋敷ー布人形とイラストの小部屋

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世間からかなりずれている管理人、黄昏黒猫堂こと黒猫が自作人形やイラストを発表しつつ、ニート、ひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。)

 

黄昏すぎて陽が落ちて

水の守り人クウの庵に明かりが灯ります

白魔導士のパイルが訪ねてきました

 

ゴメンね クウ 僕がわるかったよ

ううん パイル あたしこそわるかったの

 

ふたつのゴメンねが手をつないでまあるくなりました

それでもまた喧嘩をすることはあるでしょう

そのときはまた ゴメンね です

 

 

 

 

僕はよく奥さんにゴメンねを言います。

でも、その「ゴメンね」、ちょっと免罪符みたい。

軽く使い過ぎているのかな。ちょっと反省です。

それから、猫さんたちのことなんですが、

猫は知らないうちに足元にいるので、

よく尻尾を踏んだり、うっかり蹴飛ばしたり、

それで「ギャッ。」っといわれます。

そんなとき、「ゴメンね。」と言って頭をなでると、目を細めます。

猫って、ほんとうに音もなく、瞬間移動したように足元にいます。

猫に「ゴメンね」を、いったいどれくらい言ったかな、

ふとそんなことを思いました。

「ねこふんじゃった」という童謡がありますが、

それは猫がふいに足元にいるせいなんだと奥さんが言いました。

なるほどそうかと僕も思いました。

勝手にふたりで思っただけですが。

 

 

 

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