魔法使いアン先生の理科教室 スーパー細菌シアノバクテリア | 黄昏黒猫屋敷ー布人形とイラストの小部屋

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世間からかなりずれている管理人、黄昏黒猫堂こと黒猫が自作人形やイラストを発表しつつ、ニート、ひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。)

今日は魔法使いのアンが先生役になって黄昏森のみんなに科学のお話をします。

はい、黄昏森の皆さん、みんな集まりましたか。

今日はとってもスーパーな細菌、シアノバクテリアのお話をしますよ。

なんと、シアノバクテリアの半数は光合成と窒素固定、両方できちゃうんです。

これはとってもすごいことなんです。

とにかく、水と空気と太陽の光さえあれば生きられちゃうんです。

とってもリーズナブルですね。食費は全然かかりません。とってもお得です。

シアノバクテリアは光合成細菌です。水と二酸化炭素から糖質を作ります。

それと空気中から窒素を取り込んで、糖質をもとに蛋白質を作ります。

だから養分も食べ物もなくても生きられるんですね。

まるでカスミを食べて生きる仙人さんみたいですね。

生き物はたいがい酸素を吸って呼吸をしていますけど、

大気中の酸素は、実はほとんどが光合成細菌が作ったもので、

その中心になったのがシアノバクテリアと考えられているんです。

それと、生命はまず海で誕生して、陸地には生き物はいませんでした。

そんな陸地に最初に上がったのがシアノバクテリアと考えられています。

だって、なんの養分も食べ物もなくても生きられますから。

原始の大気は窒素がほとんどで、酸素はほとんどありませんでした。

でもシアノバクテリアのおかげで酸素がどんどん増えて、

それから死んだシアノバクテリアが他の生き物の養分や食べ物になるので、

後を追うように他の生き物も陸に上がってきたのですね。

そんなシアノバクテリアは今何をしているのかというと、

わたしたちのまわりにごくあたりまえにいて、今も光合成と窒素固定をしてます。

魚を飼う水槽のガラスに藻のようついていたりすることもありますね。

シアノバクテリアは大きな群落を作るので、目でも見えるのですね。

あと食材や健康のためのサプリメントにも使われているようです。

小さな細菌も数がまとまれば食べ物にもなるのですね。

でも、中には毒のあるものもあるので、素人は勝手に食べないでね。

それでは今日のお話は終わりにします。それでは、また。

 

 

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