お化け蝙蝠さんです。僕の仮想世界の黄昏森に住む蝙蝠の物の怪です。羽がなくて、赤いボンボンをつけていますけれど、ちゃんと飛べますよ。物の怪ですから。足がなくてもちゃんと樹にとまれますよ。物の怪ですから。なんでも物の怪ということですんでしまう安直さ。これこそが黄昏森の良さではないかと思います。ちなみに最初から蝙蝠を作ろうと思ったわけではないんです。出来たら、こうなっていたんです。どうやら作者が一番安直なような。
我が家の黒長毛猫のクーさん。
どことなく「となりのトトロ」のチビ黒トトロのようなのですが、
実は黄昏森の住人で、猫に化けて我が家にいるのです。
それが証拠に、写真の中で、森の物の怪、精霊と一緒にいます。
左は紅雀のサヨさん。雀の精霊です。
そして、神様になりそこなった物の怪のアカンベェ親父。
アカンベェ親父が言うには、
誰かがお社か、せめて小さな石祠でも建ててくれたら神様になれるそうです。
「でもね。お祀りしてくれる人が一人でもいないといけないのよ。」
そうサヨさんは言います。社や祠があるだけじゃいけないんですよね。
「アカンベェ親父をお祀りするもの好きなんているわけないにゃ。」
そう言って、クーさんが笑いをこらえます。
なんだかアカンベェ親父が気の毒になりました。
まあ、それはわかるような気がしますけど。
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