畏(おそ)れを知らない僕たちは | 黄昏黒猫屋敷ー布人形とイラストの小部屋

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世間からかなりずれている管理人、黄昏黒猫堂こと黒猫が自作人形やイラストを発表しつつ、ニート、ひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。)

(蜘蛛の巣越しに太陽を写してみました。)

 

 生態学の本を1冊読み終えました。世の中が即物的に流れているような息苦しさを感じて、かえって生物学の世界に開放感を感じたりしています。特に今は生態学に興味があります。そういう本を読んで感じた詩のようなもの。(ネイティブアメリカンの世界観の影響もあるかもしれません。)

 

 

 

今日1日の命をつなぐために

僕らはどれくらいの「命」を摘んだだろう

そのことにいつも気持ちを向けることを

たぶん「畏(おそ)れ」と言うのだろう

 

「畏れ」を知らない僕たちは

ただこの身ひとつのことで

呆れるくらいに心配して心配して

明日のこの身ひとつのことで

浅ましいくらいに右往左往して

 

そんな気持ちをたぶん

「恐れ」とか「怖れ」と言うのだろう

 

インディオの呪術師がニヤリと嗤う

 

そうか 「畏れ」なんか

これっぽっちも持っていないというわけだ と

 

 

 

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