(蜘蛛の巣越しに太陽を写してみました。)
生態学の本を1冊読み終えました。世の中が即物的に流れているような息苦しさを感じて、かえって生物学の世界に開放感を感じたりしています。特に今は生態学に興味があります。そういう本を読んで感じた詩のようなもの。(ネイティブアメリカンの世界観の影響もあるかもしれません。)
今日1日の命をつなぐために
僕らはどれくらいの「命」を摘んだだろう
そのことにいつも気持ちを向けることを
たぶん「畏(おそ)れ」と言うのだろう
「畏れ」を知らない僕たちは
ただこの身ひとつのことで
呆れるくらいに心配して心配して
明日のこの身ひとつのことで
浅ましいくらいに右往左往して
そんな気持ちをたぶん
「恐れ」とか「怖れ」と言うのだろう
インディオの呪術師がニヤリと嗤う
そうか 「畏れ」なんか
これっぽっちも持っていないというわけだ と
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