赤帽子ぱんだです。帽子をかぶったぬいぐるみを作ろうと思いました。人形用の麦わら帽子を買ってかぶらせたことはありましたが、今度は手製の帽子に挑戦してみました。なんだか髪の毛っぽくなってしまったような気もしますが、一応、帽子のつもりです。ぱんだは作っているうちにパンダっぽくなったので、赤帽子ぱんだと名付けました。
（それと、ちょっと詩のようなものを書いてみました。）
絵空事
コピー機から紙が出てくるのを待っていると、
そんなことしている暇があったらウサギの奴を追っかけろ。
と、キツネが言った。
パソコンにデータを入力していると、
そんなことしてたらキツネに見つかっちゃう。
と、ウサギが耳をピンと立てた。
「お前らの現実は僕らと違う。」と言うと、
「人間の現実はあたしらの絵空事。」と奴らは言った。
そういや人間だっていろいろだ。
だから僕の現実は誰かの絵空事。
誰かの現実は僕には絵空事。
僕の大切なものは誰かのガラクタ。
誰かの大切なものは僕にはガラクタ。
だからさ、
僕は僕の絵空事を生きるよ。
僕は僕のガラクタを大切にするよ。
それがいい、それがいいと、
キツネとウサギが囁いた。
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