パンクロックと数学と 「Destroy!(ぶっ壊せ)」と叫ぶ | 黄昏黒猫屋敷ー布人形とイラストの小部屋

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世間からかなりずれている管理人、黄昏黒猫堂こと黒猫が自作人形やイラストを発表しつつ、ニート、ひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。)

パンクロックが好きです。アイドルの写真を部屋に貼ったこともないけれど、ピストルズのシド・ビシャスの写真集は持っている。心の中では、ジョニー・ロットンのように、「Destroy!」って叫んでる。バカなの。うん、たぶんバカだと思う。

今日は休みの初日で、いらない本を整理して古本屋に売りに行った。1535円也。それで、ふと目についた本を960円で買った。江戸時代の数学者、関孝和が円周率にとりくむ物語で、幕府の勘定方の役人だった関孝和が、仕事の合間でどうやって数学に取り組んでいたのか気になったからだ、仕事の合間にイラスト描いたり、小説書いたりする人はたくさんいるよね。孝和はどうやっていたのかなと思ったんだ。

数学って、パンクだと僕は思う。日常当たり前だと思っていることを、いとも簡単にひっくり返してしまうからだ。子供の頃に思ったんだ。僕は4m先のドアにもたどりつけないって。線分は無限に分割できるから、そんな無限の先に行けるはずがないって。大人たちに聞いたら、くだらないこと考えるなって言われたよ。でも、高校の数Aの等比数列の和の公式で説明できた。でも、公式の中に無限数が含まれるから、これはこれで何なのさ。ここから先はネバーエンディングストーリーなので止める。でも数学が日常の感覚をひっくり返すことは確かなんだ。どうしようもない日常の息苦しさをひっくり返してくれる。それで僕はDestroy!」って叫ぶ。

数学や物理を通して見たこの世界はまるでワンダーランド。それなのに、僕らは滅茶苦茶窮屈な狭いところに押し込められる。まるでピンで止められた標本みたいだ。やってられない。だからジョニーがステージで「Destroy!」って叫ぶことと、数学的なことを考えることは、ほとんど同じだ。学校でそのことを教えないのは、僕らをピンで止めたいからだ。パンクな奴らなんて、いらないからね。でも、こちとら、ピンで止められてたまるか、なのだ。

別に数学に限ったことじゃない。歌舞伎だって昔は確かにパンクだったんだ。おいおい、お前、どれだけ生きてんだ。デーモン閣下か。見たこともないくせに。それはともかく、とにかくこの世界は、本当はネバーエンディングストーリーのワンダーランドなんだ。僕らもっと自由でいい。それを隠すものたちに叫ぼう、「Destroy!」

休みに入った解放感で頭が、ちょっとコレ、になっています。あと「少年メリケンサック」も好きです。(知ってる人いるかな、マイナーだから。)

 

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