学校は夢や希望に水をさすところ | 黄昏黒猫屋敷ー布人形とイラストの小部屋

黄昏黒猫屋敷ー布人形とイラストの小部屋

世間からかなりずれている管理人、黄昏黒猫堂こと黒猫が自作人形やイラストを発表しつつ、ニート、ひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。)

 小さなうちから机に座らされて、あくびの出そうな話を聞かされて、退屈で仕方なくて窓の外の雲を見てたら、「どこ見てるんだ。」と怒られて、懲役刑の囚人のように「勉強」という作業をさせられて、うんざりしてフェンス乗り越えトンズラしたら、親まで呼び出されて怒られた。それでも懲りずにトンズラしたから、もう、「勉強しろ。」とは言われなくなったよ。おまけにチョッカイ出されたら殴り倒してしまって、この生徒危険につき、と、問題児のレッテルついたからこわいものなしだ。いい子でなんかはいられなかったな。

 でも、本当は勉強は好きなんだ。勉強ってさ、まるで真夜中の博物館をさまようように、わくわくするものなんだ。そこは奇妙なところで、鏡の中に入り込んで、不思議の世界に遊ぶことなんだ。僕は地球の始まりから終わりまで、宇宙の始まりから終わりまで、マリアナ海溝の底からヒマラヤの上まで、ファラオの墓からインカの石畳の道まで、旅をした。真夜中の博物館には行けないから、ずらりと並んだ百科事典を博物館に見立てただけ。でもそれでも十分だ。心は自由だからね。

 

 3月ウサギが囁いた。確率50%が同時に起こる条件を考えてごらん、と。

 

 勉強ってさ、異次元の世界に遊ぶことなんだ。数の世界、星の世界、今は埋もれた都市。日常から離れて心を飛ばすこと。でも、「勉強しなさい。」の一言で現実に引き戻される。ただのノルマは嫌なんだ。作業の勉強は嫌いなんだ。僕の「ナイトミュージアム」は誰にも邪魔させない。

 

 学校は嫌いでした。「どうせできっこない。もっと現実を見なさい。」。その言葉で生徒たちは束ねられて、同じ道を行軍させられるところでした。息苦しいな。

 

ブログランキングに参加しています。クリックしていただけると励みになります。


人形・ぬいぐるみランキング にほんブログ村 ハンドメイドブログ 布人形へ
にほんブログ村