毎週末、我が家の息子の部屋に息子の友人たちが集まります。本来なら若さを謳歌している青年たちですが、みんなそれぞれに訳ありです。
A君はブラック企業で心身ともに痛めつけられ、追い詰められ、働けなくなってしまった。
B君はパワハラでうつ病になって退職、今は症状が落ち着いてアルバイト。
C君は精神障害を発症して高校を中退、広場恐怖もあってひきこもりぎみ。
みんな息子の小中学校の同級生です。息子はイジメにあって、小学校高学年から中学いっぱい不登校をしていました。そんな息子に変わらず遊びに来てくれていたのがこの三人です。みんな学校が終わると、フリースクールから帰ってきた息子と遊んでいました。本当にいい友達だと思う。息子が高校、専門学校を無難に通えたのも彼らのおかげだと思っています。僕は彼らを恩人であり、仲間だと思っています。そんな彼らが苦境に立たされているのです。彼らを見ていると辛くなってきます。
息子はエンジニアとして入社した会社を辞め、福祉系の通信制大学に3年次編入して、今は福祉施設で働きながら精神保健福祉士になるため勉強をしています。「世の中を何とかしたい。」という思いは友人たちや、精神障害でひきこもった妹のことを考えてのことでしょう。
息子にどこまでのことができるのかわかりませんが、こんなに人が苦しむ世の中は変わって欲しいです。
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