HSPの娘をいろいろなものが追い詰めた。追い詰められ、娘は精神障害を発症した。結果、ひきこもった。僕は力及ばず、ダメな父親だ。
「アタシが死んだら、父さんも死んでしまうから、アタシは死ねない。」、そんなことを娘に言わせてしまう無力な父親だ。
それでも、そんな娘に寄り添ってくれる天使がいる。11年前、海岸に捨てられた仔猫が獣医師会を通して我が家にやってきた。クーというメス猫。娘はクーをしっかり抱きしめた。それからクーは娘の相棒。いや、その性格はまるで天使のようだ。天使が娘と一緒にいてくれている。クーはかけがえのない存在だ。遠い海から来たクー。
そういえば、「遠い海から来たクー」という小説を読んだことがある。南太平洋のある島で、フランス政府と真っ向から戦った父親と少年の物語だ。そのうちその話のことを書いてみようか。それから、いろいろな親子の物語も。
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