過呼吸発作が出た | 黄昏黒猫屋敷ー布人形とイラストの小部屋

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世間からかなりずれている管理人、黄昏黒猫堂こと黒猫が自作人形やイラストを発表しつつ、ニート、ひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。)

 今朝、過呼吸発作が出ました。苦しかった。それでも平静を装ってなんとか過ごしました。

 本当は書きたくない。読んで気分を害される人もいるかもしれない。でも、書かないと、自分が書いた記事が嘘っぱちに見えて、もう記事が書けなくなるような気がする。

 今朝、職場に一本の電話がはいりました。独り暮らしをしている母が訪問診療を受けている診療所からでした。診療費を母の預金口座から口座振替をする手続きをとったのですが、届出印が違うので手続きをやり直して欲しいとのことでした。僕は動揺しました。

 また母と顔を合わさなければならない。

 そう考えた時、足が震えてきて、呼吸が苦しくなりました。過呼吸発作。たぶんPTSDの症状。以前、この状態からうつ病になりました。父が癌で亡くなって以来、僕は母と会うことができなくなりました。おそらく父が防波堤の役をしていたのでしょう。どうしてだか、僕には子供のころの母の記憶がほとんどありません。思い出したくないことがあるのかどうかわかりません。父との記憶はいくらでもあるのですが。

 結局、僕は長男なのに同居もできないまま、家も自分で買い、母は実家でひとり暮らしをしています。弟もうつ病になり、母を呼び寄せることができません。僕は家族で母を訪ねると、決まってひどい抑うつ状態におそわれ、しばらく寝込んでしまいます。精神科には今も通院しています。

 母は軽度の認知症になりました。でも、僕は母とは暮らせません。弟も同じです。要介護申請をしたとき、僕ら兄弟の状況を自治体に話すと、しばらくは独居のまま在宅ケアサービスを利用し、状態を見て施設介護に移行するというケアプランをたててくれました。

  ケアマネージャーの方に電話で僕の状態を伝えると、何か母と会う用事がある時には、親子だけにならないように同行してくれるとのことで安心しました。出先でパニック発作でも起きたら大変ですから(特に運転中)。

 それにしても父、母、僕、弟の家族って何だったのだろうと思います。母との関係を何とかしようにも今朝のような過呼吸発作をおこすのでは、どうにもなりません。当面、ケアマネさん、訪問診療のお医者さん、保健師さんに助けてもらうしかありません。