ひきこもりの娘の相談に行ってきた | 黄昏黒猫屋敷ー布人形とイラストの小部屋

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世間からかなりずれている管理人、黄昏黒猫堂こと黒猫が自作人形やイラストを発表しつつ、ニート、ひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。)

今日、妻と僕、ひきこもりの娘の三人で、ひきこもりの相談窓口に行ってきた。

娘が相談をしてみたいと言ったので、行ってみた。

相談員の人のアドバイスは、おそらく、これ以上良いものはないと思うほど良いものだった。

でも、娘の表情は浮かなかった。

やっぱり、と思った。

外に出られれば、それで解決だろうか。

働けるようになれば、それで解決だろうか。

何か違和感を感じる。

僕は人並みに働いているけれど、何かを解決しているとは思えていない。

少なくとも、人生と解決という言葉は重ならない。

「どうだった。」と僕。

「相談員の人、いい人だね。とってもいい人だってわかるよ。でも心が動かなかった。」と娘。

「アタシって、やっぱり問題あるの。」

「別に。問題はないよ。ただ生きていくのに今の状態は不都合なだけだ。」

外に出られないことを除けば、娘はとてもユニークで面白い人間だ。

「父さんじゃ足りないかい。」

「うん、信用できるけど、インパクトない。」

わかっている。僕では役不足だし、娘にとってたいがいの人がそうなのだろう。

今、娘に必要なのは、外に出るとか、働くとかなのだろうか。

それだけを考えていては、たぶん何も動かない。

何か魂を揺さぶるような合図が欲しい。

今は何もしなくてもいい。

ただ、人生というものを一緒に考えてみないか。

僕もよくわかっていないけどね。

 

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