『ミナリ』:禍福は糾える縄の如し | amataの崖っぷち脚本道

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40過ぎで取り柄も仕事もない女の人生最後の挑戦。

こんにちは爆  笑amataです。

来週、いよいよアカデミー賞の発表ですね〜ビックリマーク

ワクワク!

 

ということで、先日、『ミナリ』を観てきました。

 

この作品、アカデミー賞の6部門(作品賞、主演男優賞、助演女優賞、脚本賞、作曲賞)もノミネートされているんですよね。

すごいです。

 

では、ネタバレしない程度に感想を書いてみたいと思います。

 

『ミナリ』

監督/脚本:リー・アイザック・チョン

キャスト:

主人公:

ジェイコブ(スティーブン・ユアン)一家の父

モニカ(ハン・イェリ)ジェイコブの妻

デビッド(アラン・キム)ジェイコブの息子

アン(ネイル・ケイト・チョー) ジェイコブの娘

スンジャ(ユン・ヨジョン)モニカの母

 

 

①禍福は糾える縄の如し

ストーリーとしては、韓国系移民のジェイコブ一家がアメリカのアーカンソー州の高原に引っ越してくるところから始まります。

農業をして生計を立てていきたいジェイコブと、それにいい顔をしないモニカ。

そんな一家の生活を描いたお話です。

この映画を観て一番思ったのは「禍福は糾える縄の如し」

いいことと悪いことは本当に交互にやってくる。

それが人生なのだと思わせる作品でした。

 

②おばあちゃんのキャラクターがいい!

モニカの母、スンジャ役のユン・ヨンジュンさんは、アカデミー賞で助演女優賞にノミネートされていますが、本当にとてもいいお芝居をされていました。

もちろん、このユンさんのお芝居もすごいのですが、この映画におけるスンジャのキャラクターがとてもよい。

それは、スンジャが初めて登場したときから分かりました。(分かるように作られていました)

映画もドラマも、本当にキャラクターが大事。

それを改めて感じさせられた映画です。

(ネタバレになるので細かく話せないのが悔しい!)

 

③ストーリーよりも人間を描く

この映画、ストーリー的にはそんなに波は大きくありません。

でも、人々を感動させられるのは「人間を描いている」からです。

それぞれのキャラクターの想いや苦悩を丁寧に描いていました。

そういうところが、この映画が評価されている所以やと思います。

 

 

さてさて、私個人的には「きゃー、ウォーキング・デッドのグレンやん!」という気持ちで映画を観ていましたので、見る前から気持ちは入っていました爆  笑

 

アカデミー賞、結果が楽しみですね。