『花束みたいな恋をした』:恋人と観に行ってはいけません | amataの崖っぷち脚本道

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40過ぎで取り柄も仕事もない女の人生最後の挑戦。

こんにちはウインクamataです。

最近、とても話題になっている『花束みたいな恋をした』を観に行ってきましたよ〜。

今日はその感想をちょこっと書いてみたいと思います。

 

『花束みたいな恋をした』

監督:土井裕泰

脚本:坂元裕二

キャスト:

山音麦:菅田将暉

八谷絹:有村架純

 

 

 

①坂元裕二さんじゃないとできなかった映画

この映画、脚本家が「坂元裕二」さんで観に行った方も多いと思います。

私がこの映画を観て一番感じたことは「坂元さんじゃないと描けないセリフやシーンやキャラクターが満載やな」

ということでした。

「この人じゃないと書けない」というのは本当に強みですよね。

映画、そして恋愛映画なんかだと、特に私が見るシーンは

 

・映画自体のオープニング

・2人の出会いのシーン

・愛の告白のシーン

・キスシーン

・別れのシーン(ある場合)

・映画自体のラストシーン

 

以上を、

 

「どこで」

「どういうシチュエーションで」

「どういうセリフで」

 

行われるかでその脚本家の個性がでるやんと思います。

 

もちろん、この映画においては素晴らしかったです。(まだ上映中なのでネタバレは書きませんが!)

全てにおいて「ありきたり」はなかったです。

 

自分がシナリオを描くときは「ありきたりじゃない」シーンを書くように心がけたいですね!

 

②キャラクターがしっかりしている

恋愛映画においては、基本的なストーリーの展開としては2人が出会って、なんやかんやあって、2人が結ばれる(もしくは結ばれて別れる)しかないと思っています。

よって、恋愛映画で大事なのは、2人のロマンティックなシーンとキャラクターやと思っています。

この映画においては、麦くんと絹ちゃんのキャラクターがしっかりと細かく描かれていました。

特に、麦くんが素晴らしかった!

どっちに共感するかと尋ねられたら、私は女ですが、麦くんの方に共感します。

キャラクター、ほんっとに大事です。

作り込まないと、絶対にダメですね。

 

③最後に一つ、アドバイス

まだこの映画を観ていない方に一言アドバイス

 

「恋人とは絶対に観にいくな!!」

 

絶対に、あとで気まずくなります滝汗

 

観たらわかります爆  笑

 

 

以上、本当にいい映画でした〜!!