バルサTVにてエル・クラシコ4連発の初戦(リーガ32節 ベルナベウ)を観る(110422)
リーガ(ベルナベウ)、コパ・デル・レイ(メスタージャ)、CL(ベルナベウ)、CL(カンプ・ノウ)と、短期間に4度もエル・クラシコ(伝統の一戦。レアル・マドリー、バルセロナ、それにアスレティック・ビルバオを加えた、リーグ参戦以来トップ・リーグから降格したことがない3クラブによる対戦のことをいったりもするらしいが、もっぱらリーガの2強であるところのレアル・マドリーとバルセロナ間を指して用いられる)が開催されるのも珍しいそうで。
この試合はその4試合のいわば第一試合ともいえる一戦で、マドリー・サイドからすると、0-5と惨敗した前回対戦の雪辱が期待されたり、ダブルとか勘弁しろよとか、むしろ今後のタイトル・マッチの前哨戦になるんじゃないかとか、いろいろな思惑やら予測やらが飛び交うエル・クラシコなのでした。
で、試合内容。
レアル・マドリーは、直前のリーグ戦で試したらしい、ペペを中盤で起用する4-3-3の布陣を使用。
観ていた限り、ペペは中盤のリベロのような役どころで、この試合のキー・プレイヤーともいえる働きをしていた。
中盤の広い範囲をカヴァーして、ボール奪取後は攻撃の起点にもなる八面六臂の大活躍。
08-09シーズンの終盤に酷いプレイをして出場停止処分を受けるなど、“荒い”プレイをするあたりが好きではない選手なのだけれど、この試合での活躍は評価に値すると思う。ただ、この試合でもやっぱり“荒い”部分は見えたり……。
マドリーは堅守速攻の狙いで、数字だけを見ればマドリー:バルサが30:70なんて”圧倒的”ともとれるようなポゼッションの差が。
しかし、実際のところは、攻めあぐねたバルサの選手たちが延々と横パス、バック・パスを繰り返すばかりで、よく言われる『華麗なパス回し』というようなものは皆無(とはいえ、中盤の選手たちが簡単にボール・ロストをしないあたりはさすがなのだが)。結局崩しどころは見つけられず、ディフェンス・ラインの裏に放り込んで人を走らせる、という形以外ではフィニッシュに持ち込むことができていなかった。
ただ、その放り込みが結果的に有効だったのがなんとも(_ _;
立ち代り、入れ替りする“人”を見ながらライン裏までケアするのは、さすがに難しかったのか、あるいは一年目ではそこまで仕上げるのは無理があるのか……。
ポゼッションでは勝ちを譲るものの、効果的な攻撃をしていたのはマドリーの方だろう。
クリ・ロナ、ディ・マリアの“飛び道具”的なスピードを活かし、ボールを奪取すればあっというまにヴァイタル・エリアを切り裂いていた。
後半、ディフェンス・ラインの裏に抜け出したヴィジャを倒したアルビオルがペナルティを取られた上に一発退場orz
これをメッシに決められ、苦しくなったかと思ったが……。
数的不利をまったく感じさせないような後半のプレイ。
ペペを一旦ディフェンス・ラインに入れ、ベンゼマに替えてエーツィルを投入。4-3-2のようなフォーメーションに。
その後はアルベロアとアデバヨールを投入(シャビ・アロンソとディ・マリアがアウト)して、セルヒオ・ラモスがセンターに入り、ペペは再び中盤でのプレイ。
一人少ないとは思えないような攻撃で、最終的にはマルセロの奪ったペナルティをクリ・ロナが決めて1-1のドロー。
この場面は「マルセロのダイヴだった 」なんて説もあるようですが……さて、真実はどうなのやら。
ポゼッションでは圧倒的に支配され、なおかつ数的不利にあるチームの方が攻め続けるという、なんとも不思議な試合でした。
2戦目のエル・クラシコは延長戦を制した(1-0)レアル・マドリーがコパ・デル・レイのタイトルを獲得したそうです(^^
わっほい! タイトル!! タイトル!!