D.F.の闇鍋領域 アメブロ版 -36ページ目

インテル、黒星スタートorz(110914)


 ガスペリーニさんの指揮のもと、3-4-3の布陣に様変わりしたインテルなんですが、今季も迷走するパレルモに敗れて黒星発進となってしまいました……(_ _;
 その新布陣のイメージはこちら↓

D.F.の闇鍋領域 アメブロ版-110911パレルモ(vsインテル) D.F.の闇鍋領域 アメブロ版-110911インテル(パレルモvs)
両チームのスターティング・フォーメーションのイメージ図(左:パレルモ/右:インテル)

 インテルは、本来ならサイド・バックがケアするスペースを誰がどうやって見るのか、というところで苦労していたという印象。
 長友&サネッティさんのサイドよりも、ジョナタン&ルシオのサイドの方がスピードや運動量に付け入る隙があると見たのか、はたまた右サイド・バックのピザーノが守備的なだけなのか、パレルモはミッコリ、イリチッチ、バルツァレッティの左サイドから攻撃を展開。右サイドのエドガー・アルヴァレスも中に寄ってプレイすることが多かった。

 インテルは攻守ともぎこちないながらも、CKの流れからスタンコヴィッチのシュートだったのか、速いパスだったのか判然としないボールをミリートが枠に収めて先制する。
 するとその直後、ガスペリーニさんはサラテを下げてシュナイデルを投入するという驚きの采配を見せる。
(UEFA.comの記録によると、ゴールが前半33分、交代が同34分)
その時点までのサラテは守備に追われて攻撃面では特に目立たなかったが、「こんなに守備をする選手だったっけ?」と思うほど深いところまで戻ってディフェンスしていたし、交代が必要なほどに悪いとも思えなかったのだが。
選手交代後はシュナイデルが3トップの左に入り、フォルランが右に回った。
 攻撃時には3トップに加えて片方、あるいは両方のサイドと、中央のスタンコヴィッチ、カンビアッソまで押し上げて6~7人で攻めるインテル。前半中はバランスの悪さよりも、攻撃の圧力の方が上回ったようにも見えた。

 パレルモは後半からデッラ・ロッカに替えてアックアーを投入、中盤を修正してくる。
この交代が奏功したのか、開始早々にセンター・バックの間でスルー・パスを受けたミッコリが抜け出し、同点ゴールを決める。
 その後、CK時の競り合いでサムエルが倒されてリゴーレ(伊:ペナルティ)。
これをミリートが決めて勝ち越すが、エリア右側を抜け出したミッコリのクロスから中央に走りこんだアベル・エルナンデスにゴールを奪われ、またしても同点に。
 試合終盤にはサムエルのファウルによるFKをミッコリが直接決めて、パレルモが逆転。
(この場面では、ジュリオ・セーザルのポジショニングが若干ニアに寄りすぎだったように思えた)
さらに、ペナルティ・エリア手前、左サイドから、交代出場のピニージャが勢いよく跳ね上がり、頭上から落ちてくるシュート(ドログバのフリー・キックをイメージしてもらえるとわかりやすい)で駄目押しのゴラッソを決める。
 アッディショナル・タイムにはライン裏へ飛び出したフォルランがシュナイデルのスルーパスからゴールを決めるが、反撃もここまで。
バランスを欠いたインテルがパレルモの前に屈することに。


○ パレルモ  4-3  インテル ×
・ミッコリ 2        ・ミリート 2(PK 1)
・アベル・エルナンデス  ・フォルラン
・ピニージャ


 先に書いたとおり、最初は両ウィング・バックの背後をどうやってケアするのかが曖昧だった印象。
しかし、攻撃時には両セントラル・ミッドフィールダーも押し上げ、さらに3バックの一角であるルシオも攻撃参加することがあったりと、サイドのみならず、ディフェンス・ラインの前に広大なスペースが生じてしまっていた。
その分、攻撃時には迫力が出るものの、バランスという点ではまったくもって疑問が残る出来で、スコアは4-3と出入りの多い試合ながら「打ち合い」という印象はなく、守備が崩壊してしまったという印象が強い。

 采配に関しても、あまり納得できないものがある。
 まずは前半中の交代。
あの交代のしかたではサラテが「使えない」とでもいうような印象があるし、それであればそもそもなぜ先発させたのかがわからない。
 次にリカルド・アルヴァレスの起用法。
後半、カンビアッソに替わっての投入だったが、アルヴァレスはどちらかといえば攻撃的な、テクニシャン・タイプの選手のようだった。
ただでさえ守備のバランスが取れていないにもかかわらず、その選手をカンビアッソに代えて中盤の底で起用するというのは、はたしてどうだったのか。
 最後にシュナイデルの起用法。
最後のフォルランへのスルー・パスなどを見ると、無理に3トップの一角として使わなくてもいいのでは、と思ってしまう。
フォルラン、ミリートとも、いいポジショニングからライン裏へ入り込むという動きができるため、3トップのサイドよりも、やはり2人の背後にいる方がより脅威になりえるように感じられた。
後ろ半分の布陣は変えなくとも、2トップ、1シャドーの3-4-1-2に修正するような策はなかったのか。

 結果的にミリートが2ゴール、フォルランも移籍後初ゴールと、それだけを見れば悪くないようにも見えるのだろうが、試合内容の悪さと、敗戦という事実の前にゴールの印象も薄れてしまった。

 まだリーグ戦の1戦目でしかないのだし、この試合だけで3バック(あるいは3-4-3システム自体)を否定してしまうのはいかにも早計なのだろうが、この試合の内容と結果では、批判の声が出てしまってもやむをえないように思えてしまう。
 まぁ、3バックのインテルというのも新鮮ではあるし、まだ修正の余地はあるのだろうから、できるだけ長い目で見たいとは思うものの、目新しいというだけで某ミンスのごとき醜態を晒すような事態になることだけは避けてもらいたいと願わずにはいられない……(_ _;


 ストーク×リヴァぽ。
ストークが文字通りに体を張って頑張った、という印象。
 4-4-1-1のような形で、8人が密なブロックを組んで守備を固め、リヴァプールの攻撃をストップしていた。
得点に繋がるようなチャンスらしいチャンスもなかったように思うが、FWのウォルタースがこれまた頑張ってPKをゲット。
その1点を守りきり、ウノ‐ゼロ(伊:1-0)で勝利をもぎ取った。

 E.N.G.――もとい、新生Foot!で観ただけですが、レアル・ソシエダー×バルセロナのピケのハンドは、あれはアス誌のいうとおり、退場すべきだったなぁ、と。
「今シーズンもバルサは保護されているのか……(_ _;」と思っていたら、(マドリー×ヘタフェの)クリ・ロナが倒されて、マドリーのPKになったシーンが。
あれ、ボックスの外っぽいような……(^^;
 なんかバルサだけを責められなくなってしまいましたとさw