十日遅れのマッチ・レヴューw(111025)
(111015)
△ リヴァぽ 1-1 マンU △
・ジェラード ・チチャリート
スターティング・フォーメーション・イメージ(左:リヴァプール/右:マンチェスター・ユナイテッド)
イングランドでは『ナショナル・ダービー』とも呼ばれる伝統の一戦――なのだそうだけれど、ミッド・ウィークに控えたCLをにらんでのものか、なんとマンUはメンバーを落として試合に臨んだという……(^^;
リヴァプールはこの試合でジェラードが先発に復帰。
マンUはCBのジョーンズをインサイド・ハーフで起用。
それで遜色なく役割をこなしてしまうあたり、ファーギーの見る目と指導力はさすがというべきなのか。
距離23~25mくらいか、ゴールの正面よりやや右寄りの位置からのFKをジェラードが決めて、リヴァプールが先制する。
このFK、壁の(ジェラードの側から見て)一番右側に入っていたギグスが動いたところを通すという鮮やかなものだったのだけれど、ギグスの避けっぷりが見事すぎて、ジェラードとの連携プレイのようにも見えてしまう(^^;
ここでなぜギグスは壁を離れたのかがよくわからないのだが、壁の外を巻いてくるとでも読んでの動きだろうか?
追う展開になったマンUは、温存していたナニ、ルーニー、ハヴィエル・エルナンデスを投入。
CKから、ウェルベックが流したボールをチチャリートが押し込んで同点に。
本気を出したらすぐに追いついた、とでもいうような印象があって、このあたりが今のチーム力の差なのかなぁ、と感じた試合でした。
○ カターニア 2-1 インテル ×
・アルミロン ・カンビアッソ
・ローディ (P)
インテルのスターティング・フォーメーションのイメージ図
前半、マイコンのクロスからカンビアッソが先制ゴールを決めたのは良かったのだけれど……(_ _;
後半早々、アルミロンにゴラッソなダイレクト・シュートを決められ同点に。それから間を置かずして、スルーパスに抜け出したベルヘッシオをカステッラッツィが引っ掛けてしまい、リゴーレで逆転される。
どうも攻撃に連動性がなく、攻撃の形というものが作れていなかった印象。
シュナイデルがいないと、攻撃の起点になれる選手がいなくなってしまうように感じられる。
(111016)
△ ニューカッスル 2-2 トッテナム △
・バ ・ファン・デル・ファールト(P)
・アメオビ ・デフォー
スターティング・フォーメーション・イメージ(左:ニューカッスル/右:トッテナム)
この日はこの後のローマ・デルビーも好ゲームで、非常に「堪能した~(^^」と満足できた日でしたw
先制はスパーズ。
これはコロッチーニがキャバイェに出したパスが原因だったのだが、このパスを送った時点で2人が背後にいる状態だったため、2人がかりのプレスを受けたキャバイェがボールをロスト。飛び出してきたアデバヨールのスピードにスティーヴン・テイラーが対応しきれず、ボックス内で足を引っ掛けてしまいPKを与えることに。
これをv.d.ファールトが決めて0-1。
ニューカッスルは後半開始早々、左サイドの深い位置まで侵入したホナスがふわりとしたクロスを入れると、ぽっかりとあいたスペースに飛び込んできたバがそのボールを押し込んで同点に。
しかし、途中出場のデフォーがライアン・テイラーを背負った状態から素早く反転、振り向きざまのシュートをゴール右隅に収めるという鮮やかな得点でスパーズが勝ち越し。
対するニューカッスルはアメオビ、昨シーズンの骨折から復帰のベナルファ、そして、これがニューカッスル・デビュー(?)のサントンを投入する。
終了間際、パスを受けたアメオビがボックス内左に侵入。角度がなく、これはノーチャンスか、と思っていたところ、思い切り良く放たれたシュートは右サイド・ネットの一番手前という素晴らしいコースに突き刺さり、試合は再度同点となって終了。
無理そうなところで決めてしまうあたりが、アメオビの意外性というか、なんというか(^^;
ノーランやバートンを放出して今シーズンはどうなることかと心配されていたニューカッスルながら、中央はティオテと、すでにハマっている感のあるキャバイェ、左右はホナスとオベルタンが強度の高い中盤を構成し、そこに新加入ながらすでにフィットしているバのポスト・プレイや、コロッチーニのオーヴァーラップが絡むことで、崩しのヴァリエーションも揃っているように見える。
それに加えて運動量のある選手が多いため、よりタフなチームになっているのではないだろうか。
今シーズンのニューカッスルは、補強した選手でハズレを引いていないのが凄いところ。
あとはマンチェスターの2チームあたりと当たったときに、どこまでやれるのか……。
○ ラツィオ 2-1 ローマ ×
・エルナネス(P) ・オスヴァルド
・クローゼ
スターティング・フォーメーション・イメージ(左:ラツィオ/右:ローマ)
クローゼ、シセらの補強で好調のラツィオと、大量補強でうまくいかなかった開幕直後から徐々にフィットしてきているローマのローマ・デルビー。
試合が動いたのは開始5分。
最近のローマの得点パターンとなっている、最後のところでの速いワン・ツーからオスヴァルドが抜け出して、ローマが早々に先制ゴールを奪う。
前半は0-1のままで終了するが、後半開始から間もなく(UEFA.comの記録では50分)、ボール奪取から抜け出したブロッキをキェアール(どう発音/表記するかが難しい……)が倒し、リゴーレ&一発ロッソ。
このPKをエルナネスが沈め、ラツィオが同点に追いつく。
数的優位に立つラツィオはクローゼとシセの2トップが枠に当たる、あるいはかすめていくような惜しいシュートを放つものの、なかなか得点できない。
しかし、というべきか、その結果、後半アッディショナル・タイムのゴールはより劇的なものとなった。
ボックス内、ゴール正面でパスを受けたクローゼは、トラップでボールが足元に入りすぎたのだが、丁寧にステケレンブルクの手の届かないコースにボールを通し、ラツィオにデルビーでの勝利をもたらした。
昨シーズンはクラブでは結果の出なかったクローゼだが、今シーズンは国外に移籍という状況の中でもゴールを量産中。
この試合では最後までプレイの質を維持していたというあたりが好調振りを示しているのだろう。
盛り上がる勝ち方だったこともあるのだろうけれど、今までに見たことのない、試合終了後の興奮したレヤ監督の喜びようは強く印象に残るものだった(^^;
就任以来ローマとの対戦成績が振るわず、サポーターの支持が受けられなかったとかなんとか。
シーズンを通しての成績は立派なものだと思うのだけれど……。
その宿敵を破ったことで、一層波に乗ってくれると面白いだろうなぁ。
(111018)
UEFA CL GroupLeague Matchday 3
× リール 0-1 インテル ○
・パッツィーニ
スターティング・フォーメーション・イメージ(左:リール/右:インテル)
昨シーズンのリーグ1王者であるリールと、まだまだ調子はイマイチなインテルとの対戦。
試合は前半に左サイドを抉ったサラテのクロスをパッツィーニが決めて、その1点でインテルが勝利。
しかし、インテルは早い時間帯にこのゴールが決まっていてラッキー、といった感じ。
チャンスの数は多くなく、いまだ復調への道を手探りしている、という様相で、残念ながらこの試合は良くない意味で『ウノ‐ゼロのイタリア風』の勝ち方をしたという印象。
むしろ魅力的な試合をしていたのはリールで、ドビュッシー、ベリアの両サイド・バックが高いポジショニングを取り、さらにバルモンが後ろから押し上げることで高い位置に重心を置いてのポゼッションを実現していた。
ジョー・コールは試合序盤に特に存在感を発揮。シュートそのものは枠を捉えなかったが、カット・インからフィニッシュに持ち込み、“違い”を演出していた。
噂のアザールも巧みなボール・タッチを披露。用意に足を出させないようなドリブリングはビッグ・クラブが興味を持つというのも頷けるもの。
バルモン、ドビュッシー、ベリアの運動量はたいしたもので、その惜しみないアップ・ダウンが高いボール・ポゼッションの原動力となっていた。
試合数が多いのは嬉しいことなんですが、さすがに週5日試合があると追っかけるのがしんどくなってきたり(^^;
これが嬉しい悲鳴というやつでしょうか。え、違う?w
これからもまったり(むしろダラダラ?)進行でいくかと……。