UCL GL MD6(111210)
(111206)
○ チェルシー 3-0 ヴァレンシア ×
・ドログバ 2
・ラミレス
スターティング・フォーメーションのイメージ図(左:チェルシー/右:ヴァレンシア)
ゲンクと対戦するレヴァークーゼンを含め、3チームに突破の可能性があったグループ・ステージ最終節。
チェルシーはトーレスではなく、ドログバをCFとして先発起用。
それはともかく、ランパードのベンチ・スタートはコンディションの問題かと思っていたら、どうやらそうではなかったようで。
翌日の「Foot!」内で、英国紙はこの“ランパードはずし”を英断だったと評したとか。
う~ん、評価すべきはそこなの?
試合は開始3分でチェルシーが先制。
ボックス内でボールを持ったドログバがバラガンのブロックを外してシュート。チェルシーがあっさりとゴールを奪う。
チェルシーは引いてブロックを作り、ヴァレンシアにボールを持たせる戦い方を選択。
出来にムラのあるダヴィヂ・ルイスがこの日は安定したプレイを見せる。
テリー、さらにクロス・ボールに対しては3人目のCBとして機能するイヴァノヴィッチとともに、中央への放り込みをことごとくはねかえしていた。
右SBに入ったイヴァノヴィッチも利いていて、相手に効果的な仕事をさせなかった。
前半24分にはチェルシーが追加点を挙げる。
カウンターの局面でドログバのボール・キープからラミレスへ。対応したヴィクトール・ルイスに体を入れられるが、一瞬の加速で入れ替わってエリア内へ侵入し、ゴール。
2点を追うヴァレンシアは、後半途中(55分)からアドゥリスを投入。2トップにして点を取りに行く構えを見せる。
しかしチェルシーの守備は破れず、逆に76分、後方からのスルー・パスを右足アウト・サイドで軽くコースを整えたドログバの見事なシュートで3点目を奪われてしまう。
ヴァレンシアはソルダードにいい形でボールを送ることができなかった。
中央はコースを塞がれ、クロス・ボールははねかえされてしまい、何度かあったいいミドル・シュートもチェフに防がれて得点できず。
パンチ力のある左足を持った、“ティノ・コスタ”ことアルベルト・コスタやマテューに遠目からもっと狙わせてみてもよかったかもしれない。
一方のチェルシーは、まずトーレスではなくドログバが先発したことでボールの預けどころができ、攻撃の起点となっていた。
引いた状態から、ボールを奪ったらドログバに預け、ドログバが強力なキープ力でボールを保持している間にスピードのあるスターリッジらが一気に駆け上がる、というカウンターが切れ味を発揮。
中盤の底をロメウが締め、ラミレスとメイレレスが攻守に広い範囲をカヴァー。
ここはランパードでもいいような気もするけれど、この試合のように守備的な戦い方をするのであれば、メイレレスという選択も納得か。
ラミレスは細く見える外見のわりには競り負けることもなく、ドリブルでの進出もできれば前に出るときにはスピードもある、と、相変わらずバランスのいい万能振りでチームに貢献し、この日はゴールもゲット。
ここ数試合を観ていると、マタはすでにドログバとの間にホット・ラインでも確立しているかのような印象すらあって、すっかりチームにフィットしているように見える。
トーレスは個人技ではいいところを見せるものの、チームとしての戦い方への貢献度ではドログバに遠く及ばず。
ボールを渡して、「後は任せた!」という展開ならば話は違うのだろうが……。
ヴァレンシア、レヴァークーゼン、チェルシーから1チームが落ちるのがもったいないとも思えたこのグループ。
最終的にはチェルシーが1位、レヴァークーゼンが2位でノックアウト・ラウンドに進出することとなった。
(111207)
× アヤックス 0-3 レアル・マドリー ○
・カジェホン 2
・イグアイン
スターティング・フォーメーションのイメージ図(左:アヤックス/右:レアル・マドリー)
すでにグループ・ステージの首位突破を決めているレアル・マドリーと、3位リヨンに対して2位突破に得失点差で優位に立つアヤックスとの対戦。
アヤックスはよほどの大敗を喫しない限り、決勝ラウンド進出は濃厚と見られていたのだが……(_ _;
開始14分という早い時間帯にレアル・マドリーが先制。
キレが戻ってきているカカのライン裏へ入れる長いパスに、カジェホンがイグアインの背後から飛び出して抜け出し、GKフェルメールの股を抜くゴールを決める。
対するアヤックスは、中盤からのミドル・シュートに合わせて走りこんだロデイロがアダンの弾いたボールをダイヴィング・ヘッドで押し込み、さらに、アニータのミドルをオフサイド・ライン上でスレイマニがコースを変えて、レアル・マドリーのゴール・ネットを揺らす。
しかし、このふたつのゴールと思われたプレイはどちらもオフサイドと判定され、ノー・ゴールに。
いずれもきわどい状況ではあったが、どちらもオンサイドだったように見えただけに、アヤックスにとっては引き分け以上の結果を得られる可能性を潰されるという、非常に残念な判定だったといえる。
2つ目のオフサイドの場面では、副審と選手の位置関係からレアル・マドリーのDFがスレイマニの陰に入って見えていなかったのではないかとも思える。
なんにせよ、副審の質によっては別の結果が出たかもしれない試合となってしまった。
前半中にベンゼマのダイアゴナルなロング・パスに今度はイグアインが抜け出し、GKとの一対一を制しての追加点を挙げる。
これで試合の勝敗はほぼ決まり、あとはアヤックスがリヨンに対する得失点差の優位を失わないようにする、というところが焦点となる。
ハーフ・タイムの時点でディナモ・ザグレブ×リヨンのスコアは1-1。得失点差が“5”あり、いよいよ逆転はなさそうだった。
しかし、ここからリヨンが怒濤のゴール・ラッシュを見せ、最終的に1-7というスコアで決着。
後半は調整半分、といった選手交代をしながら試合を進めるレアル・マドリー。後半アッディショナル・タイムに途中出場のシャビ・アロンソのスルー・パスにカジェホンが抜け出して3点目を奪い、0-3で試合終了。
この結果、得失点差でリヨンが2位となり、決勝ラウンドへ進出することに。
幾分メンバーを落としていても、充分に豪華な顔ぶれが揃うレアル・マドリー。
UEFA.comでの予想布陣でベンゼマが左サイドに入っているのを見て、「この編成なら2トップじゃないの?」と思ったものの、試合が始まってみれば本当にベンゼマの左サイド。
サイド・アタックが持ち味のアヤックスに対してベンゼマのサイド起用。ファン・デル・ヴィールを上がらせないという意図でもあったのだろうか?
それに対して怪我人が多かったのか、アヤックスはベスト・メンバーからはほど遠い布陣となってしまったのが残念だった(レギュラー・クラスではFWシグトールソン、ブーリヒテル。MFシーム・デ・ヨンク。DFアルデルヴァイレルトが不在)。
特にCFのシグトールソンがおらず、さらにその代役を務めることもあるデ・ヨンクもいない。そんな中で「バルセロナからの“逆輸入”か?」というロデイロの似非CF起用だったり。
ところが、さきほどこんな記事が。
リヨンの奇跡に疑惑浮上 (Goal.com)
こちらの試合は観ていないため、試合内容についてはなんとも言えないのですが、記事内の画像でははっきりとウィンクしているのがわかりますねぇ(- -;
確かに、何かの“裏”があってのことのようにも見えるけれど、もしそうであるならば、リヨン側の選手(ここではゴミス)も“それ”を承知していないとこの場面は成り立たないことになるし、双方の選手全員(?)が既定の結果に向かっていたのであれば、相当おおっぴらに“やって”いることになってしまう。
もし本当に“何か”があるのなら、調べれば容易に証拠がでてしまいそうなのだけれど……。
逆になにもないのだとすると、このシーンは「アンタら本当によく点とるねぇw」という、諦め半分でのものだろうか。
それもないことはなさそうだけど。
番外的に、明日早朝(2011.12.11)開催のエル・クラシコについて少しだけ。
Goal.com やfootballistaでの予想を見ると、先発するCFはベンゼマと見る向き。
確かに、昨シーズンからベンゼマがファースト・チョイスになっていることを鑑みると、それも納得できる。
しかし、個人的には、イグアインの方がいいのではないかと思う。
上で書いたアヤックス戦でも、守備に参加しないベンゼマに対して、トップのポジションにいるイグアインはしっかりとアヤックスのCBに対してパス・コースを切るポジショニングを取り、さらにベンゼマよりも後方まで下がってディフェンスする場面がたびたび見られた。
それを勘案すると、バルセロナに対しては後方までプレッシャーをかけることのできるイグアインの方が適しているように思えるのだ。
ただ、そのアヤックス戦ではイグアインがフル出場、ベンゼマは途中交代で下がったので、この試合で「バルサ戦の先発メンバーを温存した」のであれば、やはりベンゼマの方が先発ということになるが……。
○ チェルシー 3-0 ヴァレンシア ×
・ドログバ 2
・ラミレス
スターティング・フォーメーションのイメージ図(左:チェルシー/右:ヴァレンシア)
ゲンクと対戦するレヴァークーゼンを含め、3チームに突破の可能性があったグループ・ステージ最終節。
チェルシーはトーレスではなく、ドログバをCFとして先発起用。
それはともかく、ランパードのベンチ・スタートはコンディションの問題かと思っていたら、どうやらそうではなかったようで。
翌日の「Foot!」内で、英国紙はこの“ランパードはずし”を英断だったと評したとか。
う~ん、評価すべきはそこなの?
試合は開始3分でチェルシーが先制。
ボックス内でボールを持ったドログバがバラガンのブロックを外してシュート。チェルシーがあっさりとゴールを奪う。
チェルシーは引いてブロックを作り、ヴァレンシアにボールを持たせる戦い方を選択。
出来にムラのあるダヴィヂ・ルイスがこの日は安定したプレイを見せる。
テリー、さらにクロス・ボールに対しては3人目のCBとして機能するイヴァノヴィッチとともに、中央への放り込みをことごとくはねかえしていた。
右SBに入ったイヴァノヴィッチも利いていて、相手に効果的な仕事をさせなかった。
前半24分にはチェルシーが追加点を挙げる。
カウンターの局面でドログバのボール・キープからラミレスへ。対応したヴィクトール・ルイスに体を入れられるが、一瞬の加速で入れ替わってエリア内へ侵入し、ゴール。
2点を追うヴァレンシアは、後半途中(55分)からアドゥリスを投入。2トップにして点を取りに行く構えを見せる。
しかしチェルシーの守備は破れず、逆に76分、後方からのスルー・パスを右足アウト・サイドで軽くコースを整えたドログバの見事なシュートで3点目を奪われてしまう。
ヴァレンシアはソルダードにいい形でボールを送ることができなかった。
中央はコースを塞がれ、クロス・ボールははねかえされてしまい、何度かあったいいミドル・シュートもチェフに防がれて得点できず。
パンチ力のある左足を持った、“ティノ・コスタ”ことアルベルト・コスタやマテューに遠目からもっと狙わせてみてもよかったかもしれない。
一方のチェルシーは、まずトーレスではなくドログバが先発したことでボールの預けどころができ、攻撃の起点となっていた。
引いた状態から、ボールを奪ったらドログバに預け、ドログバが強力なキープ力でボールを保持している間にスピードのあるスターリッジらが一気に駆け上がる、というカウンターが切れ味を発揮。
中盤の底をロメウが締め、ラミレスとメイレレスが攻守に広い範囲をカヴァー。
ここはランパードでもいいような気もするけれど、この試合のように守備的な戦い方をするのであれば、メイレレスという選択も納得か。
ラミレスは細く見える外見のわりには競り負けることもなく、ドリブルでの進出もできれば前に出るときにはスピードもある、と、相変わらずバランスのいい万能振りでチームに貢献し、この日はゴールもゲット。
ここ数試合を観ていると、マタはすでにドログバとの間にホット・ラインでも確立しているかのような印象すらあって、すっかりチームにフィットしているように見える。
トーレスは個人技ではいいところを見せるものの、チームとしての戦い方への貢献度ではドログバに遠く及ばず。
ボールを渡して、「後は任せた!」という展開ならば話は違うのだろうが……。
ヴァレンシア、レヴァークーゼン、チェルシーから1チームが落ちるのがもったいないとも思えたこのグループ。
最終的にはチェルシーが1位、レヴァークーゼンが2位でノックアウト・ラウンドに進出することとなった。
(111207)
× アヤックス 0-3 レアル・マドリー ○
・カジェホン 2
・イグアイン
スターティング・フォーメーションのイメージ図(左:アヤックス/右:レアル・マドリー)
すでにグループ・ステージの首位突破を決めているレアル・マドリーと、3位リヨンに対して2位突破に得失点差で優位に立つアヤックスとの対戦。
アヤックスはよほどの大敗を喫しない限り、決勝ラウンド進出は濃厚と見られていたのだが……(_ _;
開始14分という早い時間帯にレアル・マドリーが先制。
キレが戻ってきているカカのライン裏へ入れる長いパスに、カジェホンがイグアインの背後から飛び出して抜け出し、GKフェルメールの股を抜くゴールを決める。
対するアヤックスは、中盤からのミドル・シュートに合わせて走りこんだロデイロがアダンの弾いたボールをダイヴィング・ヘッドで押し込み、さらに、アニータのミドルをオフサイド・ライン上でスレイマニがコースを変えて、レアル・マドリーのゴール・ネットを揺らす。
しかし、このふたつのゴールと思われたプレイはどちらもオフサイドと判定され、ノー・ゴールに。
いずれもきわどい状況ではあったが、どちらもオンサイドだったように見えただけに、アヤックスにとっては引き分け以上の結果を得られる可能性を潰されるという、非常に残念な判定だったといえる。
2つ目のオフサイドの場面では、副審と選手の位置関係からレアル・マドリーのDFがスレイマニの陰に入って見えていなかったのではないかとも思える。
なんにせよ、副審の質によっては別の結果が出たかもしれない試合となってしまった。
前半中にベンゼマのダイアゴナルなロング・パスに今度はイグアインが抜け出し、GKとの一対一を制しての追加点を挙げる。
これで試合の勝敗はほぼ決まり、あとはアヤックスがリヨンに対する得失点差の優位を失わないようにする、というところが焦点となる。
ハーフ・タイムの時点でディナモ・ザグレブ×リヨンのスコアは1-1。得失点差が“5”あり、いよいよ逆転はなさそうだった。
しかし、ここからリヨンが怒濤のゴール・ラッシュを見せ、最終的に1-7というスコアで決着。
後半は調整半分、といった選手交代をしながら試合を進めるレアル・マドリー。後半アッディショナル・タイムに途中出場のシャビ・アロンソのスルー・パスにカジェホンが抜け出して3点目を奪い、0-3で試合終了。
この結果、得失点差でリヨンが2位となり、決勝ラウンドへ進出することに。
幾分メンバーを落としていても、充分に豪華な顔ぶれが揃うレアル・マドリー。
UEFA.comでの予想布陣でベンゼマが左サイドに入っているのを見て、「この編成なら2トップじゃないの?」と思ったものの、試合が始まってみれば本当にベンゼマの左サイド。
サイド・アタックが持ち味のアヤックスに対してベンゼマのサイド起用。ファン・デル・ヴィールを上がらせないという意図でもあったのだろうか?
それに対して怪我人が多かったのか、アヤックスはベスト・メンバーからはほど遠い布陣となってしまったのが残念だった(レギュラー・クラスではFWシグトールソン、ブーリヒテル。MFシーム・デ・ヨンク。DFアルデルヴァイレルトが不在)。
特にCFのシグトールソンがおらず、さらにその代役を務めることもあるデ・ヨンクもいない。そんな中で「バルセロナからの“逆輸入”か?」というロデイロの似非CF起用だったり。
ところが、さきほどこんな記事が。
リヨンの奇跡に疑惑浮上 (Goal.com)
こちらの試合は観ていないため、試合内容についてはなんとも言えないのですが、記事内の画像でははっきりとウィンクしているのがわかりますねぇ(- -;
確かに、何かの“裏”があってのことのようにも見えるけれど、もしそうであるならば、リヨン側の選手(ここではゴミス)も“それ”を承知していないとこの場面は成り立たないことになるし、双方の選手全員(?)が既定の結果に向かっていたのであれば、相当おおっぴらに“やって”いることになってしまう。
もし本当に“何か”があるのなら、調べれば容易に証拠がでてしまいそうなのだけれど……。
逆になにもないのだとすると、このシーンは「アンタら本当によく点とるねぇw」という、諦め半分でのものだろうか。
それもないことはなさそうだけど。
番外的に、明日早朝(2011.12.11)開催のエル・クラシコについて少しだけ。
Goal.com やfootballistaでの予想を見ると、先発するCFはベンゼマと見る向き。
確かに、昨シーズンからベンゼマがファースト・チョイスになっていることを鑑みると、それも納得できる。
しかし、個人的には、イグアインの方がいいのではないかと思う。
上で書いたアヤックス戦でも、守備に参加しないベンゼマに対して、トップのポジションにいるイグアインはしっかりとアヤックスのCBに対してパス・コースを切るポジショニングを取り、さらにベンゼマよりも後方まで下がってディフェンスする場面がたびたび見られた。
それを勘案すると、バルセロナに対しては後方までプレッシャーをかけることのできるイグアインの方が適しているように思えるのだ。
ただ、そのアヤックス戦ではイグアインがフル出場、ベンゼマは途中交代で下がったので、この試合で「バルサ戦の先発メンバーを温存した」のであれば、やはりベンゼマの方が先発ということになるが……。