(3)伊豆の宿六プロジェクトチーム編成す | 伊豆の宿六のブログ

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伊豆の宿六こと元温泉旅館の宿六が、色々な経験を基に伊豆の宿泊施設の経営に再挑戦する。上手く出来るか?再度失敗するか?脳梗塞も発症し、波瀾万丈の奮戦ぶりを描いた伊豆の宿六奮戦記新規連載中

 旅館の事業継承について女将から了承をもらった宿六は、出来れば「11月中に引継ぎをしたい」という女将の意向を努力目標としました。 宿六は東京に帰ると不動産投資会社A社と不動産ファンドのR社を訪問し秘密保持契約を締結し、旅館名を明かし専門分野での協力を要請しました。

 宿六の考えた事業継承のスキームは、保有する土地建物を売り、その不動産を賃借することで、買主に利回りを保証するものでした。

 物を売る場合、その商品の商品性を買い手に明示し、妥当な価格表示をする必要があります。 5000棟以上の中古マンションのデューデリーを行っているA社を不動産鑑定及び必要に応じたリニューアル工事等「不動産の価値」すなわちモノの担当に、多くの投資家を抱えるR社には、その不動産をお金に換えるカネの担当とし、宿六は、お客の集客からお客の対応をし、営業管理を行うヒトの担当をすることにし、3社のジョイントベンチャーのチームを編成しました。

 編成されたチームは動き始めました。A社の室長は、宿六とともに現地に赴き物件の詳細調査を行い、物件概要書を作成し、引き渡し時に、引き渡し後買主が負う修繕工事の算定も行いました。 その情報を宿六はR社に提供し、R社の顧客の2人の外国人投資家が10月末には見つかりました。

 宿六は、R社の課長と同行し、来日した投資家の物件見学及びオペレーションに関するプレゼンテーションを行いました。

 二人の投資家はお互い譲らず正式契約は、12月17日になりました。 18日に宿六は山三ビュウホテルに赴任しました。

 宿六と赴任したのは、中国大連出身のZ女史ただ一人でした。 Z女史は長身でロングヘア―で日本語検定2級の才媛です。 宿六は自ら支配人となり女将さんには旧体制で1月3日まで運営することを依頼しました。

http://www.yama3viewhotel.com/

 

http://www.lcibanrai.jp/