YUIの『CHE.R.RY』を妻をボーカルに迎えカバーしました。
今回はこの曲の弾き語りを解説します。
(正確には弾き語りではないのですが・・・)
まずは聞いていただきますが下記の点に注意が必要です。
1.歌が下手である
2.歌が聞こえにくい
3.完コピではない
4.ミスっている
ではどうぞ
お馴染み『Uフレット』さんを参考に、「大体こんな感じだろう」で弾いています。
カポは1フレットです。
Key=F の曲です。
Fのkeyのこの曲をギターで弾くとバレーコードだらけになってキツいので、1カポでオープンコードを多くして楽をするのと同時にオープンコード特有の響きも得ようということです。
コード進行
以下はカポをした1フレットを0フレットと考えた場合のコード進行です。
(カポをした状態でEのコードを押さえても出る音はFということです)
イントロ
|E |Aadd9|E |Aadd9|
Aメロ
|E |E |B |B | ×2回
Bメロ
|F#m|F#m|Aadd9|Aadd9|
|F#m|F#m|Dadd9| B |
サビ
|Aadd9 Badd9|E |
|Aadd9 Badd9|C#m|
|Aadd9 Badd9|E |
|C#m Badd9|A |
甘くなる~
|Dadd9|Dadd9|E |E|
|Dadd9|Dadd9|F# |B|
Uフレットとは若干違いますが、シンプルになって十分かと思います。
シンプルなコード進行ですが、add9(アドナインス)が多用されており、さわやかで透明感のある印象になっていまね。
YUIをイメージしての作曲なのでしょう。
また、テンポが原曲よりも早いですが、これは私の独断で、このくらいのテンポの方が気持ちよく弾けるので妻に無理させました
押弦のポイントはB(及びBadd9)とF#mのバレーコードでしょう。
エレキギターではそうでもないかもしれませんがアコギではしっかり押さえないとしっかり音が出ません。
また、Aadd9やDadd9などのオープンコードはせっかくの9thの音がちゃんと出るように押弦することです。
極力指を立てるように押弦し、他の弦に触れないよう意識しましょう。
コードストローク
16分のリズムで非常に速いコードストロークとなります。
小気味よいリズムですね。
ストロークパターンは自由です。
ぶっちゃけ自分で勝手に決めていいと思います。
弾き語りするなら歌いやすいように弾くのがベストです。
ピッキングのコツは『ダウン、アップともに均一に』することです。
ダウンはできるがアップが苦手という人はアップピッキングの強化にもなりますね。
基本的に右手は手首から【ぶらんぶらん状態】が望ましいです。
上の動画では、私自身とボーカルである妻がリズムを取りやすいようにドラムのスネアのタイミングで少し強めにダウンピッキングをしているので、均一には聞こえないかもしれませんが、音を消して画だけ見てみるとほぼ均一にぶらんぶらんしていることがわかるかと思います。
はじめは【ぶらんぶらん状態】をしようとするとピックが落ちてしまったり力加減がとても難しいと思います。
コードストロークのコツとしてよく言われているのは「リラックスして力は入れない」というものですが、実際そんなことするとピックはいとも簡単に落ちてしまいます。
ある程度の力は必要です。
6本の弦をアップダウンするわけですからそれなりの力で握らないと落ちてしまうわけです。
そのうえで【ぶらんぶらん状態】をどうやるのか?
答えは、弾いてる本人は【ぶらんぶらん状態】を意識しているわけではなく、6本の弦を効率よくアップダウンした結果そのように見えている、だけ。
なので、【ぶらんぶらん状態】を目指すのではなく、いかに効率よく6本の弦をアップダウンピッキングできるかを意識していただきたい。
上手く鳴った時、あなたも結果的に【ぶらんぶらん状態】になっているでしょう。
今回は以上です。
悩んだ時、上手くいかないときご相談ください。
■さらにレコーディングまでできたら最高だな!って思ってるあなた!!