OASISの『Some Might Say』の弾き語りを解説
まずは動画を見ていただきますが、以下の点にご注意ください。
1.歌が下手である
2.完コピではない
3.ミスっている
ではどうぞ
今回は「Uフレット」さんではなく耳コピです。
「大体こんな感じだろう」で弾いています。
そして私の歌唱力ではこれが限界です。
サビの部分はアコギ1本だと物足りなくて勝手にリズムを変えてます。
曲のKeyはD。
チューニングはレギュラー。
コード進行
Aメロ
D D Bm Bm
G D A A ×2回
Bメロ
Em G D D
Em C G G
サビ
D G Em Gの繰り返し
サビの後
F# F C A A
間奏
D D Bm Bm
G D A A
(Aメロと同じ)
使われているコード
主に使われているのは、
D・Bm・G・A・Em・Cの6個。
1回だけ出てくるのがF#とF。
計8個のコードが使われています。
F#とFをネックを握る(6弦を親指で押さえる)押さえ方をすると、バレーコードはBmのみ。
ほぼオープンコードというのが素晴らしい。
そしてこの曲のコードは日本の名曲、長渕剛「乾杯」で使われているコードとほぼ同じなのです。
この曲の次は「乾杯」に行けます。
弾き語りするならこっちが英語な分難しいか・・
ギターより歌の方が難しい疑惑もあるので乾杯してからオアシスのがいいかもしれませんね。
とにかくこのようにAメロ、Bメロ、サビと書き出して整理してみると分かりやすくなり覚えるのも早くなります。
OASISはソングライティング能力が異常に高いですが、使われているコードはシンプルです。
主に曲を書いていたノエルギャラガーがギターで作曲していたからでしょう。
どうでもいい話ですが、私はこの曲が当時から大好きでOASISのベスト5に入ります。
ちなみにベストは『Don't Look Back In Anger』です。
練習方法
弾き語りの一番いい練習方法を教えましょう。
「ギターに歌を乗せるのではなく、歌にギターを乗せる」
これ実は超重要です。
そして
「まずはゆっくり歌いながら、コードチェンジのタイミングで頭の1回だけコードを弾く」
これです。
コードチェンジのタイミングを覚えるんです。
そしてコードチェンジのたびに1回だけジャーンとコードを弾くだけ。
極力歌のリズムをキープしたまま(テンポはゆっくりでも良い)。
コードストロークはコードチェンジのタイミングを覚えてから、4分でも8分でも16分でも好きにアレンジしてしまえばいいので。
まずはコードチェンジのタイミングを覚えるのです。
一番いい方法は、ペラ紙に歌詞を書き、その歌詞の上にコードチェンジのタイミングのコードを書くことです。
原始的ですがこれが一番です。
「そんなのUフレット見ればいいじゃん」という声が聞こえてきそうです。
いつもお世話になっているUフレットさんの悪口を言うわけではないのですが、Uフレットさんのコードの表示はジャストタイミングではないのですね。
あれだけの曲数を提供してくれていることはありがたいですが、1曲1曲をそこまで正確に表示するのは難しいのでしょう。
また、自動スクロール機能も演奏者のことを本当によく考えてくれている便利な機能ですが、タイミングがずれてくると微妙です。
なので、自分に一番わかりやすい譜面を書いてメトロノームを使って練習することを強くお勧めします。
私もコピーするときは書いています。
(しかしUフレットはコードの押弦まで分かるので本当に便利なんですけどね!)
ちなみにスマホをお持ちならメトロノームもチューナーもアプリがあります。
ということは、昔と違ってギターとスマホがあれば、曲も聞ける、歌詞も見れる、コードも分かる、チューニングもできるしメトロノームを使って練習もできる、カメラで撮ってYouTubeにアップすることまでできる。
ということです。
これを目標にするとちょっと楽しいかもしれませんね。
今回はこの辺で。