こんにちは あけぼのです🌅
我が子が診断を受けたその日から人生が大きく変わりました
不安でしかたなかったそれまでが、診断を受けたその日から子供は障害児となり、私は障害児の母として生きて行くことになりました
予想はしていたものの、ハッキリ診断されてしまうと複雑で不安で信じられなくて諦められない、もう心がグチャグチャだったのに、夫は「身体は健康なんだからまだ良かったよ」と言ったのです
それには訳があって、夫の兄は先天性の食道閉鎖症で赤ちゃんの頃から手術、入退院を繰り返していたので大変さを知っていたから…
私は、それまで障害のある方とは全く無縁で来ていたので夫との温度差がかなりありました
夫は仕事に忙しく、家族で過ごせるのは1ヶ月に1回くらいのペースで、常にワンオペ状態で育児をしていました
当然、月1で子供達と向き合うのですから私より理解度が低くて当然なので、次女ハルについては学んで貰わないと困ると、分かりやすい本に出会う度にオススメして読んで貰えるようにお願いしました…が…感想を聞くと読んでるとはいうものの知識が全くついて来ていないんです
接して方で分かっちゃう
当時はネットで簡単に情報が入る時代ではなかったので、ひたすら数少ない本の中からハルに似た症状を探し、夫と共有して子育てして行きたかったのですが知識を得ようとする気配も無く、ハルと接する様子を見ても残念ながら私にはその時の夫は無関心に見え、私に押し付けられているようで寂しくて不安でしたね
その後"光とともに"という漫画が出て、それをやっと読んでくれてからほんの少し変化はありましたが、それ以降は変わらずで、虚しさはありましたが子育てにあれこれ口を出す訳でも無く、1ヶ月に1度ですが顔を合わせれば私にも子供達にも優しく接してくれるし問題があれば学校にも教育委員会にも積極的に関わって解決してくれる良いパパなので気にするゆとりもなく、そのまま時間は流れて行きました
ハルが中学を卒業する頃から夫も仕事を調節できるゆとりがやっと出来たので、それまでの気持ちを爆発して全部受け止めてもらいました
そして、高校からは学校行事や面談など全部一緒にやってもらう約束をしました
そこから、やっとハルの特性と向き合い始めましたが子供の成長は待ってくれなかったんです
ずっと言っていた事が現実に…
小さい頃に自分が子供を相手にしないでいると、大きくなってから子供に相手にされなくなって寂しい思いをしても知らないよ…
と言っていた事が現実になり、いつもよそよそしい感じでしたし衝突も多かったです
それから9年パパは本当に良く頑張りました
ハルがグループホームに入ってから、もうすぐ1年ですがハルとも仲良さげで良い感じです
考えてみたら私が次女ハルを出産した時、生まれて来たばかりのハルよりも長女のアキに会いたかったしアキの心配ばかりしていてハルには興味が薄かったというか何か不思議な感じで初めての出産の時とは明らかに違ったんです
アキとは沢山思い出があってハルとは比べられない程、最初はアキの方が可愛いかったのですが、時間が経つにつれ、ハルもアキと同じように可愛くなって行きました
この差がパパとママに当てはまる気がして、パパはずっとハルを出産した時の私の気持ちと同じだったのでは?ってね
関われば関わるほど愛情が増す…
一緒にいる時間が取りづらいパパはママよりもず〜っと長い時間をかけて理解して行くしかないのかなぁと今は思います
ママは毎日すご〜く大変だけど関わる時間が多い
分だけ知識や価値観などがどんどんアップデートされていくのに対しパパはゆっくりだって事を理解してあげる事も大切かなぁと感じます
夫にはすべてにおいてリスペクト出来る完璧を求めがちだけど子育てだけはママがメイン
夫が理解出来る時まで時間をあげる分、それまではママにサービスしてもらいましょう
だって子供の障害については理解に時間がかかるのは分かるけどママの事は分かって好きになった訳だから理解するのに時間はいらないもんね
どんどん甘えちゃいましょう
最後までご覧下さりありがとうございました
あけぼの🌅